蕎麦屋巡りの始まり

2022.03.03
《石臼挽蕎麦 かおく》
奈良県天理市柳本町2918
・鴨汁そば(抜き)

鴨汁そば(抜き)

この日初めて十割そばを食べた。
メニューを見てまず、
”蕎麦の殻ごと挽いた「玄」or殻を剥いて挽いた「抜き」のどちらか一方をお選びください。”
の表記に「???」。
そもそも蕎麦の殻って何?
というか蕎麦ってなんなん?
うどんが小麦粉から作られることは知ってるし、小麦がどんなものかも想像出来る。
同じように蕎麦が蕎麦粉から作られることは知ってる。でも蕎麦ってどういう植物?
蕎麦に関して全く無知な状態で
貴重な十割そばを食べに来ていた私。笑

メニュー(冷やそばver.)

お店の方から
「玄」と「抜き」の違いの説明を受け、
何となく食べやすそうな「抜き」で注文。

注文後すぐ、そば茶とそば菓子がやってきた。
本格的なお蕎麦屋さんが初めての私が
そば茶やそば菓子を知っているはずもなく、
ただただ「へ〜、美味しい」と
お茶を飲み、お菓子をボリボリ食べた。
30分程待って、
綺麗なお蕎麦と温かい鴨汁がやってきた。
最後には蕎麦湯もやってきた。
当然蕎麦湯なんて初耳。
どういただけば良いのか分からずネットで検索。
とりあえず書いてある通りに
そのまま飲んでみたり、
つけつゆに入れてみたりして完食。

そば茶とそば菓子
石臼挽きの十割そば(抜き)
鴨汁(鴨肉と長葱)
蕎麦湯

「蕎麦がどんなものか」と
「お蕎麦屋さんでの食事の一連の流れ」
については後の記事にまとめるとして、最後に、
この日お蕎麦を食べて感じたことを書いておく。

初めて対面した十割そば。
見た目はちょっと白っぽくてつるつる。
食感も見た目通りつるつるで
今まで食べてきたスーパーやファミレスの
お蕎麦とは全然違う。
ボソボソしないし、甘みがある!
これが本当のお蕎麦の味か!!
何となく蕎麦の香りが鼻から抜ける感じ。
鴨肉は歯応えはあるけど硬くなく食べやすい。
鴨汁は鴨の出汁が効いてて体に染み渡る。
蕎麦湯はドロっとしてて蕎麦の香りがした。
そのままの味はよく分からないけど、
お汁に入れたらお汁が良い感じに薄まって
美味しい。
お蕎麦ってこんなに美味しいものなのか!
もしかしたら、うどんより好きかも?!笑
他のお店のお蕎麦も色々食べ比べてみたい!

素人ながらに漠然と蕎麦の美味しさに感動し、
蕎麦に興味を持ち始めた。
これがきっかけで、
蕎麦について色々調べていくうちに
その繊細さ、奥深さに魅了され、
お蕎麦屋さん巡りを始めることとなる。

いいなと思ったら応援しよう!