「1+1 ≠ 2」をあなたは説明できますか?
*このnoteでは写真について記していこうと始めましたが、少し外れた話になりました。でも、写真に向き合う自分の姿勢でもあるので、興味を持っていただけたら、是非最後まで読んでください。
突然ですが、皆さんは1+1=2では無いという事を納得できるように説明することは可能ですか?
最近、こんな動画を観ました。
【クリエイティブ脳の育て方】全米トップ進学校では必修科目「哲学」のススメ/心のスキマ時間が思考力を育てる/現代の親が知るべき脳の仕組み
端的に言うと、当たり前のことを問い直し、新しい価値観を生み出す力の育て方っことでしょうか?
少々詳しく述べると、この動画は、哲学思考を子供たちに教える方法について説明されています。また、哲学的な質問をすることが子供たちの思考力を育てるために重要であると述べており、抽象度の高い質問をすることで、思考力を鍛えることができ、そのような機会を与えることが重要であると述べています。
また、教育において避けるべき態度についても言及しています。例えば、物事を0が1かで考える二元論理的な姿勢などは避けるべきで、子供たちが自分の考えを持ち、それを表現することを推奨することが重要であるとも述べています。
*動画を観てもらうのが、一番手っ取り早いです。笑
非常に共感を得る内容でした。
これは多くの事柄で重要なことだと感じます。
自分も問う姿勢の重要性は人生の中でかなり高いと考えていますし、自身の撮る作品でも、何かしらの「問い」を持ってもらえたら嬉しいなという気持ちで作品は撮っています。
「問う」という作業は、より高次な答え探しです。
世の中には答えがあるようで、実は無いようなことが沢山あります。
何が正義で、何が悪か。
何が幸せで、何が不幸か。
何が美しくて、何が醜いか。
何が成功で、何が失敗か。
貴方が考える答えが、誰かの答えではありません。
全ては、自分で自分に問い、自分の中で答えを探すべきことです。
日常は固定概念や既存の枠組みの中で動くことが多いですが、時に視点を変えて物事を見ることで、新たな発見やアイデアが生まれることがあります。
この、抽象度を上げる思考(仮説思考)のトレーニングが、人間としての深み(魅力)を更に増していく近道であると考えます。
話を冒頭に戻します。
1+1=2では無いという事を説明できますか?
抽象度を上げていきましょう。
この等式は算数の授業で学ぶ基本的な事実の一つであり、この等式を否定せよという事ではありません。
この事実を認めた上で、新たな解釈を探してみましょう。
例えば、怠惰な社員1人と、勤勉努力家な社員1人がチームを組んだ場合の成果は2人分相当の成果になるでしょうか?
怠惰な社員がやる気を起こして2人分の成果を得るかもしれないし、勤勉努力家な社員がやる気を無くし、成果はマイナスになるかもしれません。
この2人の相性が良く、思ってもいないパフォーマンスを発揮し、想像以上の成果を発揮するかもしれません。
上記の内容のように、「1」という概念を別の視点から定義すれば、1+1が決して2にならないという解を示すことはできると思います。
こじつけた例えになってしまいましたが、要は、固定概念を持たずに新たな思考を重ねていくことが、重要ですよって話です。
抽象度を上げるトレーニングとしても、アートの鑑賞は非常に効果的であると私は考えています。(鑑賞の仕方によると思いますが)
写真家として、モノ・コト・ヒトを撮っていると、いつの間にか自身のメタ認知も上がっているなと気づく場面があります。
見た目の美しさにも重きは置いていますが、プラスαの思いも付け加えているつもりです。
視点を変えれば、世界が変わる
今回は、そんなお話しでした。
写真家として活動をしています。
noteでは、日頃思う写真のことなどを中心に書いています。
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