手首の「腱鞘炎」セルフケアをご紹介します。
手首の「腱鞘炎」で悩んでいる方って意外と多いんですよね。
当院にも
「赤ちゃんを抱っこして手首が痛くて痛くてしょうがない」
「ギターの弾きすぎで、手首と肩が痛い」
「スマホ・パソコンを使いすぎてつらい」
などの症状でお悩みの方がいらっしています。
そもそも「腱鞘炎」とは、その名の通り腱鞘が炎症を起こしている状態です。
腱のトンネル部分である腱鞘が炎症を起こし腫れて、腱のスムーズな通りを邪魔している状態です。
手首が痛い腱鞘炎でも指付近が痛い腱鞘炎でも同じです。
腱鞘が炎症を起こしています。
ですから、「腱鞘」の部分の炎症が治まり元通りのトンネルになれば腱鞘炎から解放されるというわけです。
病院である整形外科では、「レントゲン」を撮影して、「湿布」を処方
整骨・接骨院では「電気治療器」をあて「マッサージ」する
鍼灸院では「針」で痛みを緩和する
など、いろいろとアプローチの仕方が違いますね。
当院では、手首の腱鞘炎は、「肘から手首にかけての筋肉と頸椎や骨盤の歪み」が関係していると考えます。
「痛みの発生する経緯」としては、
① 骨盤が歪み、背骨の「バランスが崩れ」て、体重の約10%を占める頭の重さを頸椎(首の7つの骨)に負担がかかる。
② 頸椎に負担がかかることにより、首、肩、手にかけて支配している「神経」に何らかの影響が出て、これらの筋肉の動きが悪くなる。
③肘と手首をつなぐ「上椀部」(肘から手首にかけての筋肉)に負担がかかり、手首の腱鞘部分に炎症が出て痛みが出る。
それでは、自分で出来る「手首の腱鞘炎セルフケア」をご紹介しますね!
①痛みのある手首の部分を「冷やす」
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ビニール袋に氷水を入れて患部に当てて、15分位冷やす。
(アイスノンなどを使う場合は直接皮膚に当てるのではなく、タオルなどを一枚肌の間に挟む)
②首をゆっくり前後左右に「ストレッチ」する。
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手で少し首に圧をかけて抵抗を加えて伸ばすとなお良い
③肘から手首までの間の腕の筋肉で押すと「コリコリ」して痛みのある部分を「痛い気持ちいい」力でもみほぐす。
※詳しいことをお知りになりたい方は「トリガーポイント」でネット検索してみてください。
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専門的には「腕橈骨筋 回外筋 円回内筋 手根屈筋 手根伸筋」の筋肉群に影響が出ている可能性が高いです。
もし、これで改善されない場合は「ライフ快療院」に一度ご相談ください。