[Day 204-210] To to to Tokyo / ジャマイカの学生が鳥取に(東京編)
既に鳥取からジャマイカに戻って1週間以上経っておりますが、今回も前回に引き続き、ジャマイカ・ウェストモアランドの学生たちが訪日した事業の様子をお届けします。今回は東京編です。
Shibuya Scramble Crossing / 渋谷スクランブル交差点
まずは、外国人観光客に人気の渋谷スクランブル交差点。人口最小県の鳥取から来たので、まるで違う国に来たような感覚だったのではなかろうかと。
ちなみに、以下のnote記事によると、渋谷スクランブル交差点の一日の通行量と鳥取県の人口が同程度なのだそうです。ちょっと衝撃、でもナットク。それにしても、この人混みの中でもどこにいるか一目で分かるジャマイカン・ファッション。
Tokyo Skytree / 東京スカイツリー
続いて、現時点で世界一高いタワー・東京スカイツリーにやってきました。冒頭の写真は、天望デッキからの眺めです。大都会をグルっと一望できて、学生も大人も大喜びでした。さらに、足元がガラス張りの「ガラス床」では、ガラス越し遠くに見える地上に大興奮でした。
今回気づかされたのは、地下鉄やエスカレータ、果ては100均ショップといった何気ない乗り物やお店も、学生たちには新鮮に映っていたことでした。ついつい観光地を見せようみせようと足早にガイドしてしまいましたが、もっとゆったりのんびりと日本の日常風景を見て感じてもらってもよかったのかなと思いました(画像出典:Negril Education Environment Trust FBページ)。
Breakfast with Ambassador / 駐日ジャマイカ大使と朝食を
東京編のハイライトは、ジャマイカ特命全権大使・アリコック閣下(His Excellency Mr. Clement Philip Ricardo ALLICOCK、写真中央)との朝食会でした。本来であれば、大使館を表敬訪問するところ、出国前で空港と逆方向になることなどをお気遣いいただき、わざわざ宿泊先のホテルまでお越しくださいました。学生たちにとって、閣下とお話しできたことはとても貴重な経験になったことと思います。
ちなみに、今回利用したのは「ホテルマイステイズプレミア大森」でした。空港送迎やレストラン利用など、大変便利・快適でした(画像出典:Negril Education Environment Trust FBページ)。
In-flight Meal / デルタ航空の機内食
半年ぶりの日本一時帰国。久々の日本食はやっぱり美味しかったです。ただ、ジャマイカ人は生魚NGな人がほとんどで、付きっ切りのアテンドだとお刺身やお寿司があまり食べれなかったのがちょっと心残りです。
さて、国際線のお楽しみの一つと言えば、機内食。今回利用したのはデルタ航空で、もちろんエコノミークラスでしたが、なんとチキン料理が親子丼、即決。ということで今回の日本食食べ納めは、親子丼でした。しみじみ美味し。これからまた長い「ジャマメシ」生活を前に胃袋が満たされました。
Impressions / 振り返って
今回の交流事業を通じて日本への興味が一層深まり、留学したいと言ってくれたり、日本の文化(ホストファミリーの心遣いから電車内のマナー、チップももらわないのにきめ細かなサービス業まで)に感銘を受けたと絶賛してくれたりと、学生たちそれぞれが自ら学び経験して成長してくれたようです。私にとっても日本を誇らしく思えた事業となりました。
最後に、東京編はまさかの日本人がワンオペ(私だけ)となるはずだったところを、ジャマイカ協力隊OVが会社のお休みをとってガイドを手伝ってくださいました。実働面でも精神的でも大変助かりました。協力隊の絆って素晴らしい。あ、JICA海外協力隊2019年秋募集が始まりました!
【9/10追記】ダイジェスト動画ができました!