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会計検査院はこんな役所⑤ 〜庁舎の雰囲気〜

前回はノンキャリアの出世がすごいことをご紹介しました。

今回は、庁舎の雰囲気をご紹介します。

タイトル画像の建物こそ、会計検査院が入居する霞ヶ関コモンゲートです。

こちらの建物に、中央合同庁舎7号館として、金融庁、文部科学省とともに会計検査院が入居しています。

会計検査院には2階から入ります。この表示が目印です。

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入館

他の府省と同様にセキュリティゲートがあり、国家公務員としての情報を登録したマイナンバーカードをかざすとゲートがオープンする仕組みです。駅の改札みたいな感じですね。

ちなみに、霞ヶ関に勤務する国家公務員は、マイナンバーカードがあれば、霞ヶ関のお役所には手続なしで入館可能です。勝手に入っても何も言われません。なので、私は経産省別館で格安のドデカミンストロング(定価130円が78円)を買っていました。他府省の食堂を食べ比べる人もいますね。

ランチ

霞ヶ関コモンゲートや隣の霞ヶ関ビルにはレストランがそこそこありますが、ここでランチをするとお昼休みが完全につぶれます。かなり混んでますからね。民間企業の人たちが12時前から繰り出していますが、会計検査院は12時にならないと昼休憩できないので、必ず出遅れます。

なので、夜の食事会に参加できない育児中の職員を交えて特別な食事をするときなど、時間休を使うこともあります。違反を厭わず勝手に12時前に出て行ってしまう人もいるかもしれませんが、通報されたら懲戒処分を喰らいます。田舎の役所に比べると市民の監視の目はなさそうですが…。

1階には職員用の食堂があるので、こちらを利用する方が多いですね。あとはだいたい皆さん持参しています。私は、いつも自席で手作りのお弁当を食べていました。各フロアにレンジがあるので、温めて食べる人もいますね。流し台もあるので、弁当箱を洗って臭い対策もできます。

昼休みは節電のため照明を完全に落としてしまうので、執務室はかなり暗いです。薄暗い部屋で黙々と食事をするのが嫌いな人は食堂に行く感じです(笑)

ちなみに、昼休みは保険の営業の人が勝手に入って来るので、私は5分で食事を済ませて、13時まで日比谷公園でポケモンGOをやってましたね。

というか、機密情報を扱う役所のセキュリティがこんなんでいいんでしょうか?会計検査院には、防衛省に提出させた戦闘機の設計図とか国の超重要機密がたくさん保管されています。

廊下

かなり暗いです。東日本大震災以降、節電のために照明をほぼほぼなくしてしまっています。陽が落ちると本当に真っ暗ですし、日中も薄暗くて気が滅入ります。財務省もたいがいですが、会計検査院は、私が知る限り霞ヶ関で一番暗いです。逆に内閣府の廊下は煌々としていてウッキウキになります。電気代なんかたいしたことないし、職員の鬱を誘発するくらいなら、会計検査院のこの施策はやめた方が良いですね。

退館

19時を回ると1階の職員通用口からしか出られません。どうでもいいことですが、この扉がかなり重いです。

文部科学省と同じ建物なので、同省が起こした不祥事のせいで、通用口にマスコミが待機していることも結構ありましたね。東京医科大の不正入試に絡む汚職事件のとき、22時過ぎに退館したら、テレ朝の人に駅の改札近くまでインタビューさせてくれと付きまとわれました。

「会計検査院だけど何か?」

これで追い返しましたが、文部科学省の職員のフリをしてあることないこと話して遊ぶ強者もいるかもしれません。

おわりに

今回もゆるい内容でした。最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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