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【デザイナーに必要な事②】上場企業の戦略から学ぶ

IRイベント参加の上場企業の戦略から学ぶ

今週末(2023/09/08,2023/09/09)は
名古屋、吹上フォールでIRイベントが開催されました。

投資に無縁だった私も人生初参加してきました。

そこから見えてきたのは
・これからデザイナーに求められるポジション
・能力を活かせる領域
でした。

今日は、
デザイナーに必要な事をテーマに
書いていきます。

文化・価値観が違う環境の中で、どのようにコミュニケーションをとるか

・これからデザイナーに求められるポジション
・能力を活かせる領域
って
文化・価値観が違う環境の中で、
どのようにコミュニケーションをとり
デザインしていくこと

そんなことを感じるイベントでした。

井村屋さんは、アメリカでの売り上げを伸ばしてるし
サガミさんは、ベトナムでの出展をしている。

得意、井村屋さんは
今後、海外での展開に力を入れる

かつ、
デザイナーを2人から10人に増やしてもいる。

「アメリカでは、日本食が受け入れられやすい」
と担当者の方はおっしゃってたが
私は、『人気』だけが成長の要因では心もとないと感じた。

同じ民族の日本ですら
クッキー1個売るのに
誰向けのクッキーなのか洗い出し
何をどう伝えたら訴求するのかを考えながらデザインする。

国が違えば
この能力はより必要だと思ったのだ!

だから
文化・価値観が違う環境の中で、
どのようにコミュニケーションをとり
デザインしていくこと

がこれからもっと必要になるのだ

余談:デザイナーの成長の階段

デザイナーって
色形、使いやすさ、レイアウト、写真のチョイス
だけでなく
課題の抽出、ターゲット選定、コンセプト作り
までたきにわたる

全部を一気に行うのは無理

では
そこに順番があるとするなら。

LEVEL0 仕様書、提案書通りデザインできる
例)修正指示をもらい。
その通りきちんと修正できる。

LEVEL1 仕様書、提案書を、読み解き、工夫してより良くこなせる。
例)修正指示に対し、他の提案を考えてみる。

LEVEL2 与えられた問い、仕様書、提案書に対して、たくさんのデザインパターンを考えられる。
例)修正指示に対し、何パターンか提案する

LEVEL3 前提条件(仕様書、提案書)を疑い、自ら問いを立てデザインに落とし込む。
例)修正指示に対して
「なぜ、この修正をしたいのか?」
を考えて、デザインに取り組む

LEVEL4 仕様書、提案書に対し、自ら問いを立てて、デザインする。
例)修正指示にないし、
「なぜ、この修正をしたいのか?」
「そもそも、何をデザインしたいのか?
を考えて、デザインに取り組む

LEVEL5 社会や業界の前提を覆す大きな問いを立てて、デザインする。
例)
「そもそも、このプロダクト(ホームページ)の役割」
「このプロジェクトのゴール」をデザインに取り組む

こんな感じではないか。

参考になるのは
コンセプトの教科書 あたらしい価値のつくりかた

LEVEL0 命じられた仕事を、きちんとこなせる。
LEVEL1 命じられた仕事を、工夫してより良くこなせる。
LEVEL2与えられた問いに対して、たくさんの答えを考えられる。
LEVEL3 前提条件を疑い、自ら問いを立てられる。
LEVEL4 自ら問いを立てて、答えを生み出せる。
LEVEL5 社会や業界の前提を覆す大きな問いを立てて、答えを生み出せる。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-%E3%81%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%9F-%E7%B4%B0%E7%94%B0%E9%AB%98%E5%BA%83/dp/4478116342
p59


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