文字が苦手な長女の音読の宿題について
森のようちえん育ちで自由のびのび小3長女は鋭い観察力と斬新な閃きを持ち、大人が簡単には答えられないような質問をするとても賢い子供なのですが、
小学校入学直前まで文字は書きませんでした。
いよいよ小学校に入学するというタイミングで置いてたドリルを使ってひらがなとカタカナをこっそり覚えたっぽいです。
(年長の次女は、もうひらがなカタカナ書けます)
ずっと注意深く観察していますが、あまり文字が得意ではなさそうです。。。
じゃあほったらかしていいのか?
好きな理科だけしていればいいのか??
いや、どこかで「必ず詰む」じゃん。
音読について
宿題で必ずといっていいほど音読が出されます。
低学年の子供にとって以下の理由で重要だから出ています。
勉強をするための基礎で、とっても大事です。
文字を正しく読み、言葉の意味がわかって、
ようやく文章を理解することができるようです。
声に出して読んでもらうと、正しく理解して読めているかどうか見極めることが出来ます。
音読の必要性についてわかっているのですが、
文字が苦手な人に毎日同じ教科書音読させるのって苦行なのです。
学校の教科書がとても素晴らしいこともわかってます。
とても素晴らしくても、家で教科書を開かせるのは大変なのです。
親が子供の苦手なことを無理に伸ばそうとするのは無理!
学校では折り合いをつけて出来るみたいなんだけど
家で同じようにさせようと親が頑張ると
親子関係が悪化して、さらに悪循環をおこします。
この2年強、
代わりに私が読んでみたり(どっかに逃げて聞いてない)
キレて無理やり読ませたり(泣いて音読どころではない)
何度もトライしてみましたが続いたことはありませんでした。
そもそも宿題をすんなりする習慣がつくところまで
今もたどり着けていません。
ほな、音読どうすんねん?!
ちょっと諦めかけていたのですが
多重知能理論の勉強をしていたときに、良いことに気が付きました!!
家庭で苦手をのばすための特訓のコツは
好きなことに絡めたらいいのです!!
自由のびのび長女は理科が得意なので、
理科の本を声に出して読んでもらえばいいんじゃない?
夜寝る前に本を読む習慣があるので
好きな本を声に出して読んでもらうとか!!
音読は「読む技術を習得するためのとても有効な手段」だから、
音読させなくても良いとはなりませんが
でも、もうちょっと子供に歩み寄って
本人が読みたい本でもいいんじゃないか?と思ったんです。(ちゃんと先生に確認してくださいね)
この音読問題について考えているとき「保護者は宿題についてどう思ってるんだろう??」と疑問に思いました。私は宿題いらない派の保護者なんですが、世の中には「宿題出して!」とお願いする人もいるようです。
子供と(これ以上)無駄な喧嘩はしたくないし、親だからこそ子供の成長のタイミングにあわせたり個別の対応が出来るのに、現状だと「先生が出したから」という理由でそのまま言われたとおり子供に押し付けるのが当たり前になっているんじゃないだろうか??と思います。
これって先生と保護者が同じ方向を向いてるとは言えなくて、保護者に「学校が子供を育ててくれる」と誤解させたとしても仕方ないよねとも思います。
小学生の親になったばっかりだと特に、学校から「子供たちにこの宿題を出しているのは、こういう力をつけたいと狙っています。家庭学習をさせるのが難しい場合は、アレンジの仕方など共有できる情報があるかもしれませんのでご相談ください」みたいな説明があっても良いのじゃないか?と感じました。
親はそんなこと知らなくても良いのかな?
みんな当たり前に知っていることなのかな??
学校に言われたことは何でも自動的にさせるのが一般常識なのかな?
わからん。
長女は「先生が一方的に出してくるだけで、私はやるって約束したことなんかない」ってよく言ってます。
子供が何を言おうとも
これは勉強するための勉強なので
「音読はやらなくていい」とはなりませんが
「本人が好きな本を声を出して読む!!」
でもいいんじゃないか?と思った話でした。
(長女はグレッグのダメ日記が今のブームです。)
好きなことから、スモールステップで進もうよ。