漢字ドリルをやりたがらない長女に求めていた私の気持ちの話
漢字ドリルをやらない小1の長女にどうしたら漢字ドリルをしてもらえるのか試行錯誤をしている話です。3話目ですが、非暴力コミニケーションについても書いていますので、この記事だけでも読んでいただけます。
まだ漢字ドリルしないのか。。。
この後も予定通りには進みませんでした。だってやる気がないんだもん。
失敗も経験だと思ってはいますが、ほったらかしにしているわけではありません。毎日「いつやるのー?」ぐらいの声掛けと、やってるかどうかのチェックはしています。本人に任せるから失敗もするんだけど、ほっておくとどうしようもなくなるので。。。バランス大事です。
どうしたらいいものかなーと思っていたら、大好きなそうだともさんが「ドリルやってほしいとは思うよねえ」と私に寄り添ったコメントをくださいました。優しい!ありがとう♥
これで気が付いたんです!!私はいったいどう感じているのか??ドリルをしてほしいのか?何かをさぼらずに続ける習慣を身に着けてほしいのか?それとも他に何かあるのか??
もうちょっと気持ちを掘り起こす必要があると感じました。
実は今、探求学舎の大人向け講座(6回)を受けています。本間正人先生がコーチングについて教えてくださって、いろんな方とお話しできる実践のような時間もあります。先週、本間先生ではなく宝槻たまみさんが、非暴力コミニケーション(Nonviolent Communication)についてお話をしてくださいました。
たった90分講座を受けただけで全然うまく説明する自信はないのですが、私のアウトプットにお付き合いください。
NVCは4つの要素で出来ています。
「観察→感情→ニーズ→リクエスト」を私の例で説明します。
無意識だと、何か起こったときに、勝手に解釈してしまう。
解釈は「事実に伴っておこる自分の反応」ですので
→「長女は漢字ドリルやりたくないんだ」
この場合、やりたくないかどうかは事実ではないです。やりたいのにできないという可能性があるのに、やりたくないと決めつけてしまっている勝手な私の解釈です。
意識して、起こった事実と自分の感情を離して観察します。そして自分の感情を元に本当にしてほしかったこと(ニーズ)をさがします。
観察した事実は「長女がドリルをしない」ということだけ
自分の感情「イライラする」
じゃあなんでイライラするのか??
→ドリルをしないことは別にどっちでもいい。長女が私の注意を何回も無視することに腹が立つ。無視しないでほしい!!
イライラの原因はこれです。
「何回も何回も言ったってあなたが無視するということは、この人の言うことを聞かなくていいと思ってるんだなと私は感じるよ。なにかやらない理由があるなら反論してください」と長女に言ってみました!!
これで長女がドリルをする気になったかどうかはまだ不明ですが、私がなぜイライラしているのかは伝わったはずです。
相手がNoを言える状態にして相手にお願いすることをリクエストというらしいです。
ダブルバインドにならないように言葉を選んで非常に気を使いました。
「やらないと、あんたなんか知らんからな!」というのはやりなさいという命令と同じです。「怒らんから、正直に言うてみなさい」はダブルバインドです。
はぁーーー、会話って大変。
私は自分の気持ちを掘り起こしただけなんですが、子供に伝えるって難しいぜ。。。命令した方が早いもんね。
NVCを教えてくれた宝槻たまみさんもコーチング講座をしてくださっている本間正人先生も「怒ってもいいんだよ」と言ってくれます。怒ったそのあとが大事だそうで、イライラしたり怒ったときの自分の気持ちの見つめ方、そこからの自分の欲求を見極め方、暴力的ではない伝える方法、どれも簡単ではないけど、これから精進します。
ご興味があれば、NVC Japan見てください。感情やニーズのヒントになる言葉がいっぱい書いてあります。noteにもっと詳しくNVCのことを説明してくれている方がいたので、そちらも貼っておきます。