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9月〜10月13日まで(滑川ほたるいかマラソンレースレポートも含)

お久しぶりです
初めての投稿からかれこれおよそ2ヶ月が経ちました。

今回のブログで投稿する内容は4つあります

今回の投稿は長めなので、見たい項目のみスクロールして読んでいただけたら幸いです。

・9月の練習記録について
・大会までのコンディショニング
・大会前日〜当日。
・その後について


〜9月の練習記録について〜

9月は主にベース練習から指定したタイムに揃える練習をしていました。ベース練習に関してはその日の調子によって強度を上げたり、下げたりして、走る時の姿勢、足の着地具合、後ろ足で地面を蹴った時の足首の角度など、主に姿勢に気を付けて練習していました。

走り込みは仕事前の早朝4時半から40分ほどジョギングしたり、早起きできそうにない日は仕事終わりに40分〜60分ほどランニングしたりといった内容。
高強度のインターバルは苦手で、基礎の繰り返しで練習を行っておりました。

早朝の日の出が差し掛かる頃の海沿いの景色
まだ明るくないとき


もう1つ。指定したタイムに揃える練習というのは、これは漫画『頭文字D』から取り入れた練習内容(笑)

『闇雲に全力で走っても意外に身につくものは少ない
集中力は続かないし車に負担がかかるだけだ
コントロールする練習の方がはるかに多くの事を考えるし多くの発見があるものなんだ
コントロールを極めてこそ本当の限界に近づける』
(高橋涼介/頭文字D 5th stageより)

自分は指定したタイムではなく、最初はタイムペースを目処に練習をするようにしました。
最初は1km4分30秒から。余裕はかなりあって何よりクリアしてしまう…(クリアするのではなく、揃えることが重要)

最初は上手くいくことはなかったのですが、その地道な積み重ねが指定するタイムペースを縮ませたのかもしれません

ターゲット 4分30秒→4分15秒 ✅
ターゲット4分15秒→4分10秒 ✅
ターゲット4分00秒 ✅

4分まで大体揃えられるようになってくると、次はタイムを揃える練習に努めました。
走っていても自分の中でペースが構築されたのだと思います。(涼介さんの言った通りだ…!笑)

足が軽くて調子が良いとき(+13秒 この時40分丁度を目標)
スタートから5kmまではタイムを見て、折り返しでペーシング。
疲労が溜まってて足がなかなか進まない時
やることは同じ

この練習のおかげで心肺機能の追い込み具合も程よく追い込められて、早く走ることの楽しみがひとつ分かりました。

調子も上がってきたときにストラバ区間の追い込みをしてきました

あれ?自己ベストより10秒以上も落としちゃった💦といううっかりでは済まされ無い
ヒルクライムではアルファフライ2
僕にとってのティレーノ〜アドレアティコ ITT
こちらは自己ベスト


タイムトライアルは好きです。
レースとは違って個人の能力を発揮出来る。区間を取っても、それがまた自分の目標となるし、誰かに取られてもそれはそれで良い刺激にもなる。


9月は254.9km 2,153m ↑⛰

運動の秋とはこの事かと思う9月でした


〜大会までのコンディショニング〜

9月下旬〜10月12日までの準備期間。
そろそろ追い込みや調子の整えの期間になり、早朝、夕方、休日は外を走るランナーが多い時期。

そんな僕はいつもと変わらず指定したタイムを揃える練習と心肺が上がりやすくなる登りランを取り入れて走り込みました。

↑4枚は牛岳
登りはゆっくり走っていても足に負担はかかるし、心拍も高まる。だから登りは好き。

あと、突然の別件になりますが、9月21日に市内で体力測定会があり、県内のハンドボールチームの方々と一緒に測定してきました

『ぬめ』は誤字です笑
体育で行う体力測定テスト

本命のシャトルランは144回。靴はアルファフライ2を履いて市民体育館で行われてるシャトルランに参加しました。本来ならば、ハイエンドなシューズを選択するよりも、館内で運動できるようなシューズを選ぶべきなんですよね。本来ならば。
それを自分はいつも履いてるシューズだし行けるだろうと思い込み、シャトルの切り返しターンで強く切り返してしまい、靴の底を剥がしてしまいました。

これとばかりはタラレバな話、今後はこのような事にならないように館内用のシューズを買うべきだと思いました(反省)

※ちなみにですが、アルファフライ2はこの後接着剤でくっつけて、補習しながら走ってます。(次買うシューズはアディダスのタクミセンを…)
本来ならば、使わないようにするのが吉なのだが、、、

別件過ぎて話が脱線しました(笑)
コンディショニングについてですが、9月下旬〜10月12日までの期間はいつも通りの練習と山登りランをメインに。そして大会2週間前にはハマリの健康食品から出ている『カルノパワー』を就寝前に4粒飲んでました

お気に入りのサプリ

タイムトライアルする時や指定したタイムを揃える練習の後は摂取してました。
ただ、やはり大切な日が近づくにつれて緊張することも多くなりましたが、仕事が忙しいおかげで不安な気持ちが晴らされて少し楽でした笑(残業が精神安定となる社畜スタイル笑)

残業となると、走り込む練習が出来ないのでは?と思いました。もちろん、残業ある日は仕事が終わって、帰って風呂に浸かって、夕食を済ませて寝るといった日々でしたが、大会が近づくにつれて、残業する疲労も慣れていき、残業後にも走ってました。
暗くなるのも早い今では、8~10km程をジョギング程度でしか走れませんでしたが、職場の近くを走ることが出来たり、1つ市をまたいだ所にある公園で走り込むことが出来るなと分かってから、『残業後でもいけるな』と思いました。
今思うと、この時の僕は多分相当調子良かったんじゃないかなと思います笑

追い込みの練習は大会がある週にGARMINから出ている400m5本のインターバル練のみ行いました。
それ以外はいつも通り。

怖い話、残業後に家の近くを走ってると草むらから『ガサガサ!』と獣が潜んでるかのような音が聞こえた時がありました。もう必然的に心拍も上がって、猛ダッシュしましたね笑(ナワバリだったらすまぬ…)

コンディショニングは大体いつも通りでした
走り終わって、大会が近づくにつれてサプリを飲んで寝る。そして、大会前の週に試走しに行ったことが吉でしたね。ある程度コースを覚えることもタイムを縮めるひとつの手段でもあるので、大会前には現地に着いて試走してきました。

道幅が切り替わるセクション
道幅が広くなり、八の字にのような傾きをした路面になる

道幅が狭くなったり広くなったり、路面の傾きが変わったり、走りやすい走行ラインを描くこと、コース後半に3回登ること、などとコース攻略をどうすれば良いか考えることだらけでした。
『初めてハーフマラソン走るし、勝負どころはコース後半に差しかかる2回目の橋を渡る登りからだよなあ』と思い、それまではペースを温存する作戦でした。

試走すると焦ったりもするし、不安にもなったりもしました。でも、いつまでも焦ったり不安になっていても仕方ないので『なんとかなる!』と割り切っていつも通り過ごしました笑

ハーフマラソンとは言えど距離は21.0975kmも走る長距離。そんなコースを端から端まで完コピすることは出来ないので、これもまた頭文字D先生のように『勝負どころからコースを広げていく』というようにしました笑

試走してきたあとは近くの温泉で汗を流してそのままリラックス。友人が勤めてるプロショップへ行き、補給食を買って『頑張るよ』と伝え、その日を終えました。
あとは走り込みの練習と調子を万全にすることに専念しました。

コンディショニングとしては登ったりジョギングしたり指定したタイム通りにする走り込みをしたりして、披露した時は美味しいものを食べて寝るといったシンプルなやり方。特別なことはしてません。


〜大会前日〜当日〜

大会前日の夜、その日は仕事で仕事前の早朝に12kmジョギングしてきました。
ガーミンからおすすめのワークアウトで出されているメニューで、4:30/km 53分 のワークアウトを行いました。その時の自分はやや早めなジョギングだなと思っており、そのまま敢行。
アクティビティ終了後、『大会当日は大丈夫だよな…』と少し不安にも思いました笑
次の日疲労して走れてなかったら元も子もないので…。

仕事中も作業は80%の能力で明日に迎えて温存して行いました。まあ、土曜日の仕事でもあるので多少は妥協しても良いと思って。(もちろん連休明けには1日ずつ出来る業務を1つでも多く進めてまいります笑)
仕事終わりからが緊張しましたね。さて、ここからどう過ごすか…と。夜ご飯どのくらい摂る?明日何時に出発する?何時に寝る?前日の夜がコンディショニングの重要な時間でもあるのでかなり気をつけてました。

大会前日はカマスの塩焼き2個、野菜サラダ、焼き芋とゴボウの味噌汁、ご飯を食べ、20時30分に就寝。
だけど、大会前あるある笑 なかなか寝られないんですよねこれがまた笑



一応、3時には起きれました。しかし、GARMIN先生からは『睡眠の質 悪い』と評価され、益々不安に…(本当に上手くいってくれと神頼み)

3時半に家を出発し、近くのコンビニでおにぎり2個と羊羹を購入…。購入後移動しようとしたら、GARMINのバッテリーが半分な事に気にしてしまい、一旦家に戻ることに…。(本当に大丈夫なんか?と思いました)

一旦帰宅し、充電ケーブルを持って車内で充電しながら移動。5時くらいに現地に到着して30分ほど仮眠。6時に駐車場に入り、コンビニで買った朝食を食べました。
(鮭おにぎり、梅おにぎり、羊羹、バナナ、水)

6時を過ぎると参加者が続々と会場駐車場に集まります。6時半頃にトイレで体内の軽量化(その1)、そして、会場で下さったアミノバイタルを8時25分に摂取。同時にBoostshotジェルもちびちび摂取し、柔軟体操。

走る前には大分チャージはされてると思うので、赤のジェルの方は半分。そして、青の粉末状のものは1本摂取

スタートは9時から。8時30分〜45分の間に軽く慣らす程度で周辺を走り、最後のトイレ軽量…。
なんとか間に合い、スタート付近は賑わってました。

ハーフマラソンの部ではグループ分けされており、A〜K(?)グループまで分かれており、自分はGグループでした(先頭から結構後ろでした、、)

あ〜…コレあれだな。富士ヒルスタートとなんか似てるやつや笑 そんな懐かしい思い出を過ぎらせながらグループ内に入りスタートを待つ。

9:00 スタート

スタートの音が会場に響き続々と前方が進んでいく。自分も時計の記録スタートを押し前へ進む。

スタート〜5km
前方はどうなってるか、先頭集団はどの位置に見えるか、それはまだまだ先の方でGグループから追い上げるには厳しい感じ。
とりあえずイメージトレーニングしたことを思い出し、今までやってきたペース指定の走法で走る

(3:45/km just)
1km 4分10~15秒
2km 3分29秒 バカ!早すぎだ!笑
3km3分35~6秒 まあまあまあ、、、
4km 3分40~45秒 よし。
5km 3分40~45秒

走り続けてくと前方にもまとまった選手の隊列もあった。だけど、自分は前にもう1人の自分が居ることを想像し、ゴースト(もう1人の自分)をトレースする感じで走った。

タイム、心拍、路面の傾きや勾配、風向き、呼吸使い。走る環境は異なれど、15kmまでの走り方なら体が覚えている。だが、この15kmしか覚えてない事が致命的なミスだった(コース後半にて記入)

5~10km
コースは道幅の広いサイクリングロードを走り、2つコーナー先の道幅の狭くなるセクションへ

試走した甲斐があった笑
道幅が狭くなり、視界も狭く変化すると気持ち的にも失速しがちな自分は大丈夫だった。走り込みの応用が効いてたのかもしれない。ペースの誤差も1~2秒程で誤差は無かった

10~15km
切り返しのターンがある場所である人と出会う
その方は自分よりも年上で年配の男性の方。
走りながら息を荒くしながらも僕の走りを褒めてくださってた
『凄いねぇ!』と言ってくれてたのが今でも鮮明に覚えている。

その男性の方と抜いたり抜かれたりしながら走ってました。

13~14kmの1本目の橋の登り。そこで足を使ったのがミスだったかな。でも、正直登りが好きなら好きなように力強く登りたい!と気持ちが勝ってしまい力ずくで踏んだ登り。(典型的な気持ちのコントロールミスですね笑)
一応登りきれたものの、心拍が上がります笑

14km先の給水ポイント手前でActivikeのスピードジェルを補給。そして、スポドリも補給。折り返しの15km地点でターンし、そのままさっきの橋に戻るように引き返す。

16~21kmフィニッシュ

ここから先は未知の領域。16kmまでなら…だけど、16kmを過ぎると気持ちが折れるような長い5km。

そんな失速した時だった。

さっきの年配の男性の方が追い上げてきてまた僕に声掛けてくれた。
褒め言葉なのか、その一言一言が僕を背中を押してくれたに違いない。
実力や経験は僕の前を走る男性が上。後ろを付いていき、スライド走法で走ってた走り方をピッチ走法に変える。『最後まで着いてくことはできない。だけど、目の前を走る僕よりも走り方の上手い人がどんな走りをするのかこの目に焼き付けておくんだ!』と気持ちで着いていく。

足がキツい。これ以上足が回らない。足の筋肉が張って思うように動かない状態。そんな状態の中、最後の橋にまで辿り着いた。(20km)
最後の橋!最後の登り!登りなら誰にも負けない!いや、負けたくない!と相変わらず、自分の良くも悪くもな負けず嫌い精神が発動(笑)
なんとか先程の男性に追いつき、一緒に走ろうとするも、やはり橋のくだりで引き離される。橋を降りて、左に曲がるとフィニッシュ地点。(21kmと100m程)

引き離されながらもフィニッシュ。(1時間20分45秒 ネットタイム)ゴール後の会話は
『凄いね!まだ若いしこれからも伸びそうだよ!』
と称えてくれました。
自分『いつもひとりで練習してました!これからも楽しく頑張ります!』

このゴール後のひと時は忘れられない。上には上がいるっていうのがよく分かった瞬間。それだけでなく、優しさが僕や周りから好かれているのだろうと思いました。
実は、共に走ってる途中、恐らく同じクラブの人?から応援されてる瞬間を2度くらい見て、結構有名な方なのかな?と思いました。
素敵な方でした。自分を称えるより相手を称える紳士的な方。自分もああいう風になりたい。ランニングを始めて10ヶ月。まだ1年も経ってないけど、走りながら出会い、助け合い、讃え、最後まで走り抜く。憧れるような人になりたいと思った瞬間でした。

コース後半の16~20kmまではただただ辛かっただけで、目の前の景色を見ながら我慢しながら走り続けることでいっぱいでした。
だけど、声をかけてくださった男性の方のおかげで救われたのもあります。ありがとうございました。


〜その後について〜

大会が終わり、近くの温泉でリフレッシュ後はスターバックスで新作を堪能。五臓六腑に染み渡るとはこの事かと思うように染み渡り、ゆっくり堪能出来ました笑

ハロウィンのメラメーラフラペチーノとマラサダ ハロウィン

Webの結果が来て確認してみると18~29歳の年代別で7位。ハーフマラソン総合では31位でした。

年代別7位 総合31/1327位


今後とも走り込みは楽しく時に追い込み、時に登り、時に楽しくと言ったように食も走も楽しく続けます。
次は11月3日に行われる富山マラソン。

42.195kmってどれくらい?んー?やってみよー!と言うように、楽しく走るつもりで、仮装して走りたいと思います笑

仮装衣装準備済み笑

練習という練習は長距離になるのでスタミナ強化をメインにハーフ~長距離ジョグで走り込もうと思います。

ここまで最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
また記録すること、レポートすることがあればまた投稿します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

滑川ほたるいかマラソン(ハーフの部)声をかけて下さった方、ありがとうございました!(Nike alphafly3 ブループリントのシューズを履いた黒のTシャツ、青の短パンのセットを着用したランナーより)

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