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「最後の日」- 滋賀レイクスの歴史 -

レイクスがB2西地区優勝マジックを「1」に縮めたという。明日、ライジングゼファーフクオカとの直接対決に勝利すると、レイクスの西地区優勝が決まる。

この記事を書く私の手は震えている。
長年、レイクスのファンをしている人なら分かるだろう?
いや逆に、レイクスにあまり興味のない人には絶対に分からない感覚なのだ。

僕たちが「ハングリー精神」を持ち続けて16年間走ってきた歴史に、「優勝」という称号が与えられる……。
あの、負けて、負けて、負け続けてきたプロバスケットボールクラブ、滋賀レイクスが、どんなカテゴリーであれ、シーズンを通しての「1位」になることができるのだ。


フクオカは、歴史を振り返れば、2017-18シーズンにB2で地区優勝を経験されているし、bjリーグ時代にまでさかのぼると、レイクスにとってはいつも少し上位に位置する先輩チームでもあった。
現在では、言わずもしれたバスケ王国、福岡県を代表するプロバスケットボールチームであるし、バスケの歴史や実力でいえばレイクスよりも遥かに上をゆくチームである。

そのフクオカに、明日勝利すれぱ、レイクスの西地区1位が確定する。
ついに、レイクスの“負け鯰”人生に終止符が打たれる。(少しオーバーに揶揄していることをお許しください。)
レイクスの、ブースターとしての、人生観が変わるというか、、、
本当に、この16年間、味わったことのない体験が待っているのだ。


だから、このような“負け人生”を売りにした執筆も、もしかすると今回で最後になるかもしれない。
なぜならば「優勝」の美酒を口にしてしまうのだから。。。
レイクスから「ハングリー精神」が抜けてしまって、ユニフォームの色とかも次節からは急に、“燃えるレッド🔥”とかに大胆にイメチェンしてしまうのではないか…と、そわそわ…、心配になってしまうくらい大きな出来事、転換期、、、となりそうだ。
(マグニーも真っ黒に、丸焦げになってしまうかもしれない!)


あいにく、今日のフクオカとのGAME1は、まだ試合を見れていない。なかなかの好ゲームで勝利できたと聞く。(これからゆっくり観たいと思う。)

そして明日は、GAME2 をリアルタイムで観戦できる。歴史的瞬間を、バスケットLIVEを通して、選手や現地のブースターさんたちと一緒に体感することができる。
2024年春、桜満開の琵琶湖の風に吹かれて、レイクスの優勝を味わいたいところだ。


この日、この瞬間を、誰と、どこで過ごすか。
その人の人生においても記憶に残る、大切な1日となりそうだ。

ではまた会いましょう。

“負け人生”、最後の夜を噛み締めながら、
新しい歴史の朝を迎えますように、、、🌄