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GMマニーさんの考えること🛶(滋賀レイクス操舵手)

takato社長とマニーさんと広報の大宮さんの出演(対談)されていた「Lake up ラジオ」(Voicy)を“2回”聞きました。話の内容を細かく切りながら、何度も巻き戻し、噛み締めるように聞きました。
今回は、レイクスの“人”を扱うスペシャリスト、GMのマニーさん(眞庭城聖さん)が考えることについて書いてみたいと思います。

まずは昨シーズン、レイクスで最年長プレイヤーとして活躍されて、レイクスでのB2優勝をもって現役引退を決意。その人間性やバスケ観を買われて、即日滋賀のGMへとスカウトされた、、、という経歴をもつマニーさん。いわゆる、“人”を見る目や“人”の心を動かす、感動させるスペシャリストという印象があります。

私がマニーさんをすごいと思ったエピソードが、昨シーズンレイクスが行ったブースターイベントで、試合後あたか飯店(中華料理屋さん)で打ち上げ(食事会)をされたことがありました。その会場で、試合後 選手としてただ一人マニーさんが顔を出してくれた…というのを聞いた時でした。この人はすごいと一瞬で思いましたし、ファンの心を分かっていらっしゃるなと、ビビっと心を打たれた瞬間でした。
そんなマニーさんが滋賀のGMを承諾してくださって、これはもう「信頼」できるなと確信しております。

今日の試合も、レイクスの選手たち、特に日本人選手は全員すごく頑張っていたと思いますし、下を向いたり、暗い顔をしている選手は一人もいなかったと思います。これってマニーイズムが溢れてますよね。

まず、みやもん。みやもんが開幕ロスターに入れない選手層って何?💦ヤバすぎです。それだけCJや大庭くん(ソニック)といった若手がしっかりとアピールし、ユニフォームを勝ち取ったということでしょう。(ただ単にコンディション不良だったらごめんなさい)

そんなCJは、ニューヘアースタイルで開幕を迎え、それを前もって公言していたから、ファンは「CJのプレーする姿が見たい」と思っていたのは当然です。これはもう、みやもんを一歩も二歩もリードしていましたよね。先輩だからといって当たり前に試合に出れるとは限らないということです。ファンが「見たい」と思う選手が試合に出る。特に今シーズンは“下部への降格”というのがありませんので、目の前の1試合、1試合がエンターテイメントなのです。ファンがお金を払って見たいという「話題性」も、十分ロスターを掴み取るきっかけになるのです。これはマニーイズムもしっかりと組み込まれたシステムだと思います。

そしてソニックも。試合に出たらパスよりも、しっかりドライブを選択し、短い出場時間のなかでも果敢にリングアタックを続けましたよね。何度もファウルをもらって、フリースローも沈めていました。
ソニックが出てきた時に、チンタラ、パスばっかり探していたら“ソニック”の名前にそぐわない、恥ずかしいことだぞ!!と思っていたのですが、今日の彼の活躍は“ソニック”でした。すばらしかったです。

まだまだ書きたい選手がたくさんいます。
“Lake up リーダー”のTeeさんは本日出場時間が短く感じたのですが、彼に代わって“Lake up 若頭”として存在感を出しまくってくれたのが、青森から愛のバトンを受け継ぐかたちで新加入してくれた、ヤンチャと癒しを兼ね備えた“白い大型犬”こと常田耕平選手、通称ツネちゃまです。彼はさわやかなルックスに似合わず、中身は相当熱くて、タフです。滋賀の目指す“Lake up” 精神を誰よりも体現してくれている選手だと思います。
まずは、滋賀ダイハツアリーナをすごく「聖地」のように思ってくれていて、そういうエピソードをすらっと照れなく話してくれることがファンにとってはめちゃくちゃ嬉しいことですし、彼もお金を払って見に来る価値のある選手だと思います。
試合後のYouTube 配信にも、足を引きずりながら出演してくれて、寺下コーチも大絶賛されていました。今年のレイクスは特にコミュニケーションが大事だと思います。レイクスのやりたいバスケ、目指している方向を、常に言語化できて、ファンに説明できる人物の存在が貴重になってきます。疲れているとは思いますが、毎回出てほしいくらい、すでにレイクスの人気トップ選手だと思います。
ありがとう、ツネ!✨

そして、滋賀には、もうアイドル並の“黄色い声援”を受けている選手がいます。台湾出身、アジア特別枠でレイクス加入。大学No.1の座からプロ1年目のシーズンに滋賀を選んでくれた、ルーキー、ユウ・アイチェ選手。通称、ユウくんです。彼の人気はヤバいです。
開幕前は少し心配をしていました。言葉の壁ですとか、プロを相手にした時のフィジカルですとか、シュート精度ですとか…。
でも、レイクスに来たらそんなこと言ってられません。レイクスには純正のポイントガードが少ないですから(ソニックくらいでしょうか?)、開幕スタメンを見事に勝ち取ってくれました。これはもう必然といってよかったんじゃないかと思っています。彼しかいない!
彼の成長が、直接レイクスの成長にもつながると思いますし、試合で経験を積んでレイクスのエースPGに育てていくしかありません。
河村勇輝選手がいないBリーグで、富樫選手を超えて、リーグNo.1ポイントガードになってほしいと思える逸材です。
レイクスだから毎試合スターターで出れるチャンスがあります。そのチャンスを手放さないで、頑張ってほしいです。応援しています!

まだまだ書きたい選手がいるのですが、今回の投稿は彼で最後にしたいと思います。
我らが信頼する、レイクス生え抜き最年長在籍、可愛い“のもも”からしっかりとした“7代目キャプテン”へと成長をみせてくれた、ミスターレイクスこと野本大智選手です。
まずは天皇杯での脳震盪からのカムバック、安心しました。開幕に間に合ってよかったです。
一週間前の壮行イベントでは、森山選手からキャプテンになって気負いすぎって言われていましたけど、それをネタというか、自分なりの解釈でポジティブに吸収できるくらい、キャプテンとして本当にしっかりしたなと印象を受けました。
先日のradio maxにも生放送に出演されていましたが、関西の洗礼、「お笑い」のノリですとか、「いじり」に対しても、のももらしく受け答えしていたのがすごく好感をもてましたし、けっこう“いじっていい人”なんだな(笑)という新たな一面を見れたりして、キャプテンになっても“あざとい”キャラを忘れずにいてくれたのも、なんだかほっこりしました(笑)。

本当にキャプテンになってからの発言に成長が見れると皆が言ってますし、株が爆上がりしている“のもも”です。プレーでも「さすが“のもも”」と感じるシーンがいくつもありました。レイクスのこと、レイクスブースターのことをよく分かっているなと感じたのは、やはり“のもも”のプレーでした。
ユウくんが試合後に言っていましたけれど、「まだ滋賀に来てからあまり勝てていない」…と。しかし私は思いました。「こんなもんじゃないよ」と。レイクスに来て簡単に勝てる試合なんてひとつも無いよ。下手すりゃ60連敗だって覚悟しているよ。1つや2つ負けて下を向いたり、ネガティブに感じてしまう選手はレイクスには向いていません。たくさんお金をもらえて、気持ちもラクなチームに移籍すればよいのです。そういう面では、“のもも”の戦う姿勢というのはレイクスのお手本ですし、レイクスブースターが望んでいることだと思います。
伝わりますかね?、このニュアンス。レイクスにドハマりしている沼ブースターにしか分からない感覚かも知れません。離れられない家族というか、恋人というか、嫌いなところもあるけどそれが逆に好きだったり、愛情だったりするわけです。千葉とか東京とか名古屋とか、、、スマートな評判のいい強豪クラブで感じるものとはまったく違うわけです。レイクスにしか感じられない、選手とブースターとの深い絆なのです。愛なのです。
そういう人間模様が、“のもも”とレイクスブースターの間にはあると思います。本当に、キャプテンを背負ってくれてありがとうと思っていますし、滋賀の伝説となるレジェンドプレイヤーが誕生した瞬間かなと思っています。


マニーイズムの元、たくさんの選手を紹介できました。
明日もこの続きで、他の選手も紹介していきたいです。


最後に、前田健滋朗HCの「B1に殴り込みに行く」発言から、レイクス演出スタッフが応えた素晴らしい一幕。
本当にレイクスのホームゲームにはドラマが詰まっています。感動して、涙が出ちゃいます。

明日もレイクスの応援、よろしくお願いします!

Go!LAKES!!


ではまた。