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訪問マッサージを医療保険で利用するには?
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は訪問マッサージを医療保険で受けるにはどうすれば良いかを書いていきます。
ケアマネさんなら知っている方も多いと思いますが、意外と利用者さんやご家族は知らない方も多いと思いますのでご参考までに。
ちなみに、医療保険で受けるということは「治療」になるのでその場合の注意点なども書きます。
この記事は
・利用者、ご家族
・新人ケアマネさん
の参考になるように書いていきます。
主治医に「同意書」を記載して頂きましょう
先述したように「医療保険」として適用してもらう為には「治療」である必要があります。そして、治療が必要か否かは医師の意見が必要です。
これは介護保険でも医療系サービス(訪問看護・訪問リハビリ・通所リハビリ)は主治医からの指示書が必要なのに近い考え方ですね。
要するにマッサージという「治療」をしてもらうには医師がその「治療」に同意をすることが必要ということです。
まずは主治医の先生に相談してみましょう。
同意書を書くことを嫌がる先生も少なくない
これは私が感じる印象ですが、以前に比べて先生に同意書を書いて頂くハードルが上がったように感じます。
理由はいくつかあると思いますが、「同意をする」という行為は医師もそこに責任が発生します。
「医療保険」=「治療」ということはマッサージで何を治療するのか明確にする必要があるからだと思います。
例えば脳梗塞後遺症のある方の場合であれば、麻痺のある半身の筋緊張を解し痛みを緩和する目的であれば非常に明確ですが、そのような明確さが無ければ医師も同意しづらくなっていると感じます。
そりゃそうですよね。
ただでさえ高齢者の医療費がかさんでいるこのご時世に、リラクゼーションの為のマッサージが医療保険で認められてしまってはね…。
なので、主治医の先生に同意書をお願いする際には「どこが痛んでどのような症状があり何を緩和したいのか」を明確に伝えた上で書類を書いて頂けるかお伺いを立てると良いと思います。
あたかも簡単に書いてもらえるという認識でお願いしてしまっては、先生としても「そんな簡単なもんじゃないよ!」と不快な思いを与えてしまうかもしれません。
信頼できる訪問マッサージの事業所を探そう
同意書を先生にお願いするにあたって、もう一つの問題がどの事業所にお願いするかです。
中には訪問マッサージに良い印象を持っていない先生もいます。きつい表現になってしまいますが「マッサージで何が治るの?」と考える先生も少なくないからです。
ここで信頼できる訪問マッサージの事業所さんだと、先生に上手く理由などを説明して同意書を依頼してくれたり、すでに先生と太いパイプを築いているなんてこともあります。
ケアマネジャーも事業所をいくつも知っていますが、利用者さん・ご家族でも事業所は自ら選定してみても良いかも知れません。
インターネットなどでしっかりとしたサイトを作成している訪問マッサージの事業所もあります。まずは電話で問い合わせて信頼できそうか体感してみるのもアリだと思います。
まとめ
訪問マッサージの依頼手順は色々とありますが、避けては通れないのが同意書。そして同意書は3カ月ごとに先生に書いて頂く必要があるので、その点も主治医に相談する必要があります。
「医療保険」での訪問マッサージは最近は徐々にハードルが上がってきている印象を個人的に感じています。
その理由としては「医療保険」で「リラクゼーション」を受けるのはちょっと違うよね?という意識が生まれているように思います。
私もその意見には賛成派です。
今日も最後まで読んで頂きありがとうござました。
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今日はこの辺で。
ではまた!!
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