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水畠聖子
2024年1月4日 17:25
腹を下した。痛みが促すまま私は便器に座る。力を込めようとするまでもなく無意識に用を足す体制に入る。肛門が小刻みに震え出し、やがて糞を吐き出し始めた。ボボボ、と定められた形がない水糞に小さい固形の糞が混じった山間地方の雪崩のような糞が少量ずつ、しかし確実に排出されている。軽快に出ていく糞に私は気分を良くし、もっともっとと下腹部に力をギュッと込めた。排便が終わり、肛門付近を糞拭き紙で拭きあげて