自己啓発好きは『成功者になる方法』と『幸せに生きる方法』を混同して困惑しがち
こんにちは。カイジマです。
自己啓発好きな人がよく読むような本や、観そうな動画ではよく以下のような言葉が出てきます。
他にもこういった意識高い人向けの言葉は死ぬほどたくさんあります。
僕はこういった言葉を読んで集めるのが好きでした(実践したとは言ってない)。
これらは確かに全て遵守できると、優秀なビジネスマンになれそうです。成功者になれそうです。お金もしっかり稼げて人生うまくいってる人になれそうです。
ただこれはあくまで、経済的に、ビジネスの世界で、うまくいくための方法です。それに気づいていたでしょうか?
多くの人はこれらを全て実践できたら人生が成功し、幸福になれると考え、これらが一つでも実践できなければ人生は失敗し、幸福になれないと考えています。
成功者になれなかったら、幸福になれないって、まだ信じています。
成功者にならないといけないと、まだ信じています。
「こうあるべきだ」の幻想に、まだ騙されています。
成功者っていうのは誰かが作った虚像です。僕たちがならないといけない理想像ではありません。
今より人生を良くしたいと思って、自己啓発本を読むと、いつもそこには画期的な言葉や思考や考え方やヒントがあって、「これらを自分も完璧に理解し実行できたら成功するんだ」と思ってしまいます。
人生を良くする=経済的に・ビジネスで・成功する
ではありませんよね。
もちろん金は無いよりあった方がいいです。金が無くてもいいとは絶対に言いません。それは努力できない人の言い訳で、自分を正当化するためのものです。僕だって、金は欲しいです。
ただ、足るを知っているかどうかは重要です。使い切れないほどの金を集めるゲームは時間の無駄なんです。
そんな暇があったら僕は自分の子供とリビングで音楽を流して踊ることに時間を使います。その方が幸せだし楽しいからです。
幸せって、そんな小さな物事のことを指します。
だから本来的には幸せになるための方法みたいな本を読む必要も、占いも必要ないんです。だって日常に幸せってあるからね。
幸せになりたいつって占い師に通うのは人生レベルの情弱でただの鴨です。
占い師は否定しませんが、もっと具体的な悩みの相談をするべきです。
「幸せになりたいので方法を教えてください」というのは、「息を吸いたいので空気の場所を教えてください」と言ってるのと同じぐらい意味不明です。
そのことに気づけないと人生単位の情弱だということです。