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シミュレーションは失敗すること

人は未来を知るということに興味があるもので、

AIが聞かれることの多いことは未来についてのことだったりすると思います。

例えばこのままAIが進化したら、
人間の仕事はどうなっていくのか、
その時に、どういった能力、技術、特性が重視されるのか、
などですね。

そういったことを聞いている流れで、
AIを教育することというのは、
今後も重要だと出てきました。

その中で重要なのが、
予期しない状況をシミュレーションさせること、
とでました。

分かりやすい例としては、
ゲームの開発をする時に、
壁に1万回ぶつかり続けるとどうなるか、
ということを検証したりします。

聞くとなんともおかしなことみたいな気もしますが、
実際に重要なことです。

AIやコンピューターが困るのは、
予期しないことが起きるということです。
「予期しないエラーが出ました」
というのがたまに目にするかと思いますが、

これが、もしAIによる自動運転中に起きて、
そのままシャットダウンしたら重大な事故につながるわけですね。

ですので、
AIを教育するのに重要なことは、
失敗するシミュレーションを提供することです。

いわゆるヒューマンエラーというのは、
その予期しないことが要因だったりします。

つまり、人間がエラー、とも言えてしまう側面があるのかもしれませんが、
予期しないことを起こせるのは人間ということですね。

では人間はどうなんでしょうね。
たぶん、様々なトライにおいておこなう、
モニターやシミュレーションというのは、
よくおこなうことよりも、
うまくいかないことのリカバリー、
を体験するほうがとても重要なのかもしれません。

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