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解頭術®コラム【171】頭皮に溜まる毒素。

毛穴から入った毒素は頭皮(正確には毛根付近)に溜まると言われています。


頭皮に毒素が溜まると、髪の毛の成長を妨げ、抜け毛や薄毛の原因となることも。

具体的に頭皮に溜まる毒素とはどのようなものがあるのでしょうか。

1.空気中の汚染物質

排気ガスやPM2.5などの大気汚染物質は頭皮に付着し、毛穴に蓄積されると言われています。また大気汚染物質に含まれる微小粒子は髪の毛の水分を奪い、乾燥させるため、パサつきや枝毛の原因にもなります。


2.農薬や食品添加物

食品などに含まれる農薬や食品添加物が体内に取り込まれると、頭皮や髪の毛に必要な栄養素を吸収しにくくなったり、血流が悪くなることがあります。さらに一部の食品添加物はホルモンバランスにも影響を与えることが分かっており、これが髪の毛の健康を阻害する原因となります。


3.化学物質

シャンプー自体が頭皮に蓄積することはありませんが、すすぎ残しがあるとシャンプーに含まれる化学物質(残留成分)や過剰な油分が頭皮に蓄積することがあり、痒みやフケの原因となることがあります。


4.金属イオン

銅や鉄、アルミニウム、亜鉛などの金属イオンは髪の毛のキューティクルやコルテックスに直接的なダメージを与えると言われています。ダメージを受けた髪の毛は乾燥したり、脆くなります。金属イオンは水、土壌、大気中に含まれます。


このように頭皮に溜まる毒素は様々で完全に排除するのは難しいと考えられます。では頭皮に毒素が溜まってしまった場合どうすれば良いのか?


いくつか改善策をご紹介します。


1.頭皮マッサージ

頭皮マッサージは血行を促進し、毛穴に溜まった老廃物や有害物質を排出するのに効果的です。特にリンパにそって頭頂部の「毒抜き」へ流してあげると、より効率を高めます。


2.クレンジング

オイルなどを使用して頭皮をマッサージし、時間を置くと毛穴に詰まった汚れなどを取り除くことができます。使用するオイルはオリーブオイルやピーナッツオイルなど天然のオイルがおすすめです。


3.適切なシャンプー

頭皮に悪いとされる化学物質(合成界面活性剤など)を含まない「透明な」シャンプーを選ぶようにしましょう。また「すすぎ」も大切で、どんなに良いシャンプーを使っても、シャンプーの成分が頭皮に残ってしまうと頭皮環境の悪化につながるため、時間をかけてしっかりとすすぎましょう。


4.健康的な食事

栄養バランスの取れた食事は体内の毒素を減らします。特に抗酸化作用のある食品を摂ることで体内のデトックス効果が高まります。


健康な髪の毛は日々のケアの積み重ねから生まれます。今回お伝えしたヒントが皆様のお役に立てたら嬉しいです。


自分を大切に!


マンツーマンの解頭術®スクールもやってます。



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