それ知って、どぉするん?
最近言われた一言。
大学病院とか大きくて有名な病院では、
時折、「がん治療の最前線講座」とか
「臨床データを用いた〇〇」とか一般の人も興味があれば参加できる勉強会がある。
認知症のことを知りたくて、それが有益な方法というか、知っとかなくっちゃ!みたいな気分だったんだと思う。
そんな必死そうな姿を見て、
言われた一言が「それを知ってどぉするん?」
認知症の症状なんて、ホンマに人それぞれやん。教科書通りなんて、ぜったいありえへん。自分、イチバン知ってるやん。…と。
「新しい薬ができた、とか
臨床データがどうとか、
何かに頼りたいんやろうけど、、
本人の気持ちも、知ってあげよ」と。
そうでした。
最近、グイグイ進行していて、
すっかり本人の意思は後回しでした。
こんなに大変やのに、その一言はないやろ!と激怒することなく、納得してしまった。。
介護の苦悩を知らないって、
遠慮なく傷つけることもあるけど
腫れものに触るような態度もないから
直球ストレートに言葉が刺さります。
少しばかり、最前線の治療法は見ないことにして、いや…気にしないことにして、目の前にある時間を大切にします。。。
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