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Kaito Imahori 今堀魁人
2021年6月11日 06:11
小学3年生の頃、今の私の人生を歩む決定的な事件が起こった……。言葉の教室が終わり、小学3年生になった頃だった。私の通う小学校は全校児童100人を超すような大きな学校ではなく全部で20人程度、私の卒業した年はたった8人、在校生は1人だけという、とても小さな小学校だった。人が少ないと遊ぶものも変わってくる。私の小学校時代から任天堂SPが発売され携帯ゲームの爆発的流行、子供はゲームが主流となって
2020年11月6日 03:06
まだ小学校にも入学する前の私の物心がついた頃、私のそばに一羽の大きなアオサギがいた。当時の私からすると身長と同じかそれよりも大きく、「こんなに大きな鳥が空を飛ぶ」それだけで胸が高鳴り、一種のウルトラマンのような憧れのヒーローのような存在だった……。大きな鳥に魅せられて 私の故郷は紋別市という、北海道のオホーツク海に面した海辺の街である。私の実家は市街地から少し外れており、コンビニまで車で5分
2020年11月6日 03:28
アオサギの大きな翼と優雅な姿に心奪われた幼少期の私。小学校に上がり、人生を変えるきっかけの一つとなるひとりの先生と出会った……。 小学校に上がった頃、滑舌が良くなかった私は発音を教えてもらえるところに、学校終わりにちょくちょく通うようになった。最初は恥ずかしくもあり、行くのが嫌だと思っていた。しかし、行ってすぐにその場所が好きになった。なぜなら教えてくださったT岡先生が素晴らしく気が合うのだ