とある人との出会い

突然の出会い

出会ったのは4ヶ月ほど前だ。
いや出会ったという表現は正しくないか。
その人の存在を認知したという表現が正しい気もする。

私は元々ボートレースが大好きで、20歳を超えてからというものの公営競技が趣味になった。
ボートだけではなく競輪もオートも競馬も全部それなりに楽しんでいた。

Twitterでも公営競技選手をたくさんフォローしているため、たくさんの選手のツイートがどんどん流れてくるタイムライン。

「応援ありがとうございました」
「フライングすみませんでした」

定型文かのような守りに入ったポストが流れてくる事が多い中、ものすごく攻めた内容のポストがたまたま流れてきた。

それは競輪選手・近藤龍徳選手のツイートだ。

近藤選手は落車した影響で、2年ほどレースに出ていない。

なので2年弱前にギャンブルを始めた私が知る由もない。

だけど、流れてくるツイートに共感することが多く、価値観や考えが近いかもと思ったり、性格が似てるなと思ったり…

レースも見たことがない、喋ってるところやキャラクターも知らない…のに「なんだこの人…!かっこよ!」と一瞬でそのスター性に惹かれたのだ。

気づけば画面の「フォローする」という文字が「フォロー中」に変わっていた。
どんな人なのか更に知りたくなり、一生懸命ツイートを追う日々が始まった。

そんな中こんなツイートが流れてきた。

X_近藤龍徳@ryutoku80

なるほどね…。

じゃあ想い伝えちゃおうと思い、名前を入れてツイートした。

すると宣言通りいいね…いや、返信も来た。

是永久保存也。

一瞬で魅せられファンになる

こんなことを言われてファンにならない人がいるのでしょうか?

ならない訳があろうはずなどありません。

応援したいんだけどこの人のグッズってないのかな?と思い、ネット検索をしてみたがひとつもなかった。じゃあ作っちゃおうと思いつつも本人に失礼なことをしたくないのでDMをして確認してみた。

今思うと、このDMが自分の運命を大きく変えた。

(ちなみに作ったステッカーもいろんな物に貼ってもらってるみたいで、ものすごく嬉しかった。きっと人からもらうものは全て大事にする素敵な人なんやろなぁ〜。あ、口滑った。)

また、龍さんの学生時代の思い出の場所が共有できて一気に会話が盛り上がった。
正直めちゃくちゃテンションが上がった。
地元の話で盛り上がれるなんて想像してなかった。

そこからはDMで相談に乗ってもらったり、思考の整理とか発破をかけてもらったり色々とお世話になった。

あ、手が滑った!図らずも営業妨害。

そんな感じで近藤龍徳という人に出会ってから1ヶ月くらいが経った頃。

私は人生の岐路に立っていた。

そんな中、龍さんは…

背中を思いっきり押してくれた

簡単に言うと、やっているビジネスを拡大させるために通っていた大学を退学するか悩んでいた。
そして悩み始めてから1週間ちょっとで退学することを決意した。
大学退学という大きな決断において1週間というのは異例の早さだろう。

その決断の裏側には龍さんとの電話があった。

あの後もDMでやりとりをしていて、会話の流れで「今、大学辞めるか悩んでいる」と話すと電話番号が送られてきた

流石に驚いたし、恐れ多くて躊躇して電話をかけるタイミングに悩んでいたが、龍さんの方からタイミングを作ってくれて勇気を出して電話をかけた。

朝早くからとても長い時間たくさん話をさせてもらった。

悩んでいた大学退学の話から始まり、考え方とか生い立ちとかお笑いとか将来とかいろんな話をした。

きっとこの人の背中を押す言葉がなければ、今も無意味に大学に通い続けていたことだろう。

そして、電話を通して分かった事がある。

趣味も似てるやん。

後半の方とかバラエティーの話でお互いめっちゃ笑ってたやん。
みなみかわの嫁の話で笑ってたやん。

というのは置いといて。

全く関わりがない人間相手にも関わらず、親身に相談乗ってくれる人なんてこの世の中にどれだけいるのか?

そこらへんの大学生相手に対等に会話してくれる大人がどれだけいるのか?

人間関係が希薄になってきた現代の社会において、ここまで出来る熱い人間はどれだけいるのか?

いやそんな社会だからこそ、この人の「熱さ」は何十倍にも感じるのだろうか。

龍さんからもらったこの熱さを次の誰かに伝えていき「熱伝導」を起こしたい。

将来がちょっと明るくなった

こんな感じでいろんな話で盛り上がったのだが、1番嬉しかったのが

「将来一緒になんかやろうな」

と言ってくれたこと。

仮に社交辞令だったっていい。

この発言がだったっていい。

でも龍さんはそんな社交辞令を言う人じゃないのも分かってる。

もっと言えば、将来こいつとなんかやりたいと思ってくれるような魅力的な人間になればいいだけの話だ。

周りにたくさんの応援してくれる人がいたり、この人に恩返しするために頑張りたいと思わせてくれる人がありがたいことにたくさんいるのだが、こうやってまた新たな出会いによって1人増えたことを嬉しく思う。

小学生から生きることに後ろ向きな気持ちで生きてきた人間だったが、電話を通して少し前向きになれたし、お兄ちゃんのような存在と出会えたことに感謝している。

そんな存在のおかげで仕事も順調であり、これで食べていけそうだなというビジネスの目処も立った。

数ヶ月前の自分には想像できない領域に到達した裏側には、近藤龍徳という存在があった。

『追記』

面白い且つ綺麗な文章が書けなくてすみません。
この記事の文字数2195に詰まった思いを少しでも汲み取っていただけたら幸いです。

本当は電話で言われたことで頭から離れない言葉がもう1つあるんですが、超絶営業妨害になってしまうのでこれくらいにしておきます。


龍さんが復帰されたら
たとえ開催がどこであっても
走る姿を絶対に目に焼き付けにいきます。

これがせめてもの
お礼になると勝手に思っています。

近藤選手はXで主に発信されています。
こんなことも言われてるので
ぜひXをチェックしてみてください。

(喋ってみたいって思われたことが嬉しいね。)

編集後記

読んでください!
いいお知らせがあります。

いいなと思ったら応援しよう!

K
ありがとうございます!いただいたチップは有意義に利用させていただきます!

この記事が参加している募集