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モンテッソーリ教育は小学校受験に効くの?

こんにちは、カイト🪁です。
最近、ぼんやりと考えていたことを言語化します。結論から言うと、『モンテッソーリ教育は、小学校受験の土台となる力を育む』です。我が家の息子(4歳)の実体験をもとに書いていきます。

そもそもモンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育とは、子どもの自主性や好奇心を尊重し、自ら学び考える力を育てる教育法です。
イタリアの教育者マリア・モンテッソーリが考案したこの教育法は、「子どもは自ら学ぶ能力を持っている」という考え方に基づいています。
大人はその環境を整え、子どもが自由に探索できるようにする役割を果たすのが基本方針。

私の息子は、3歳からモンテッソーリの幼児教室に通っていました。そこは、子どもが自分で遊ぶ教材を選び、自分のペースで遊ぶ。先生はひたすら見守るスタイル(遊びは『おしごと』と呼ばれていました)。一見すると放任、放置しているように見えますが、先生は適切に観察し、補助をしてくださいます(これが親ではなかなかに難しい…すぐに余計な口出しをしてしまう)。
いわゆる詰め込み型の教育ではなく、子どもの自己管理能力や問題解決能力の育成に重点をおいたサポートがされていました。
息子は、自分の好きなように遊ぶことが出来るので、嫌がることもなく毎週楽しく通っていました。

小学校受験をすることに
息子が年中に上がり、我が家で小学校受験の話題があがりました。
調べてみると小学校受験では、学校ごとに特色はあるものの、一般的には「知識」「思考力」「協調性」「面接時の受け答え」などが重視され、ペーパーテストや行動観察、集団活動などを通して、子どもの学習能力や社会性を評価されるよう。そのため、多くの保護者は、小学校受験に特化した塾に通わせるケースが多い、とのこと。
確かに、短期間で大量の情報を覚える能力や、受験問題に対する解答のスピードと正確さを鍛えるには受験特化型の塾が有効だと感じました。

モンテッソーリ教育と小学校受験の接点は
モンテッソーリ教育は、短期的に特定の知識を詰め込む、というアプローチではないため、受験で必要とされるペーパーテスト対策には弱いと思います。ただ、モンテッソーリ教育で育まれる「自己管理能力」「集中力」「問題解決能力」「自主性」は、小学校受験にも非常に有効なスキルだな、と感じました。

いまは受験特化型の塾に通っていますが、4歳〜5歳の子どもにとって、先生の話を集中して聴く、自分の持ち物を管理する、のはとても難しいのです。そこでつまづいて、授業についてこれないお子さんが圧倒的に多い。
一方で、基本行動が出来る子は、どんどん課題に取り組み、練度が増し成長していく。この差が大きいのではないか、と感じました。

結論:モンテッソーリ教育は受験の土台を築く
個人的には、モンテッソーリの教育アプローチが好きです。
モンテッソーリ教育は、小学校受験に直接役立つ知識の詰め込みには不向きかもしれません。ただ長期的に子どもが自主的に学び続ける土台を築く点ではとても有効だと体感しました。

息子は3歳からモンテッソーリの幼児教室に1年通い、今はそこを離れて4歳から受験特化型の塾に通っています。結果的に、この順序で通ったことで、自立性もある程度育った上で、詰め込み型の勉強にも適応出来ているのかな、と感じます。

まだ小学校受験するかどうかもわからないのですが、いまは楽しく塾に通えているので、
子どもの成長を温かく見守りたいと思います。

これから小学校受験を考えている方、モンテッソーリ教育に興味がある方に
少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、
有難うございました。

カイト🪁

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