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湿布の種類と効果的な使い分け:あなたに合った湿布はどれ?

こんにちは。
荒木魁人(あらきかいと)です。

今回は湿布について書きます!
前回の筋肉痛について書いている時に湿布について考える機会がありせっかくなら記事にしようと思い書いていきます!

湿布の種類

湿布には素材が「テープ剤」と「パップ剤」の2種類があり、
また「冷湿布」と「温湿布」の2種類があります。

テープ剤とパップ剤

湿布の素材には、薄く伸縮性があり比較的粘着性が高い「テープ剤」と不織布に水分を含み、厚みのある「パップ剤」の2種類があります。一般的に茶色いテープ、白い湿布と区別する方が多いです。

⚪︎テープ剤                                                                                                                                                                                                                                                                        
粘着性が高く剥がれにくいので肘や膝などの関節部分への使用が適してます。肌色で匂いが少ないものが多いので、比較的目立ちにくいとされています。また、粘着性が強いため皮膚への刺激が強く、かぶれやすいのも特徴です。

⚪︎パップ剤
テープ剤に比べて粘着性が低く剥がれやすいですが、皮膚への刺激が弱くかぶれにくいとされています。清涼感や匂いがあるものが多いです。また、含んでいる水分も多いため保湿効果もあります。   

冷湿布と温湿布

⚪︎冷湿布
主に、炎症・痛みの抑制を狙った湿布で、炎症を抑えたり鎮痛効果が得られます。患部が腫れている・熱を持っている時は冷たい冷湿布がいいでしょう。ぎっくり腰や捻挫、筋肉痛などの急性の痛みの緩和に効果的です。

⚪︎温湿布
主に、血行の改善を狙った湿布で、血液循環の改善や新陳代謝促進を促します。お風呂で温めたり、患部をさすったりすると気持ちいいと感じる時は温湿布がいいでしょう。肩こりや慢性的な腰痛、神経痛など慢性的な痛みに効果的です。

実は冷湿布と温湿布のどちらも消炎鎮痛効果の成分は同じものを使用しているので、鎮痛効果は同じなのです。冷湿布には「メントールやハッカ油などの冷感湿布」、温湿布には「カプサイシンなどの温感成分」により冷たく感じる、暖かく感じるだけで実際の温度は変わりません。自分の痛みに心地いいのはどちらかで選んで大丈夫です!

ここまで読んでいただきありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ

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