High Tech Highの先生から主語が「こども」であるという本質が少し見えた。
こんにちは!
株式会社すみかの月館です。
「教育と社会を近くする」会社を運営しております。
100日noteにチャレンジ中。今日は48日目!
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ついに、今日からGlobal Teacher Program@San Diegoが始まりました!
お昼過ぎに集合して、今日はHigh Tech Highでプログラムに参加するメンバーの顔合わせでした。メインは明日から(と聞いていたのですが、)なのですが、さっそくオーガナイザーの平岡さんとHTHにいる日本人の方に学校ツアーをしていただきました。
(生徒は顔出しNGのため)
もうね、これが目から鱗どころか、刺激が多すぎて、息が詰まって窒息しそうなくらい学びが多かったです。
極力、写真と文字で伝わるようにがんばりますが、わかりづらかった申し訳ございません。(って毎日note書いといてそんなこと言うなよってnote書きながら自分でも思いました。)
ここから出てくる制作物は全て生徒が授業の中でPBLを通して作られた作品です。作品のクオリティの高さに顎が外れました。
質問の回答から伝わる「生徒の10年後を見据えている」
その中でもHTHに20年以上働いているジョン先生にツアー後に質問する機会をいただきました。
私たち日本人の参加者からさまざまな角度から質問させていただきましたが、1つ1つの答えが「生徒中心」に回答されていて、とても僕の心を指しました。
その中でも特にnoteでシェアしたいと思ったのが、質問させていただいたことに対する回答でした。
すると、ジョンは、
目から鱗だった。日本でも生徒のことを一生懸命に考えている先生はいるし、生徒想いであることは変わりがない。むしろ、ジョン先生が「生徒ファースト」という言葉を口にしなかったことに、本当に生徒想いということが伝わった。逆に「生徒ファースト」と口にされると胡散臭く感じてしまう。Needless to say(言うまでもなく)教育者であるなら、生徒ファーストだから、本当にその言葉自体を口にしない。ただ、(一般的に捉えて)日本と異なるポイントは、授業ファーストではないということ。
もちろん、国関係なく多くの先生が生徒想いだし、生徒ファーストでいたいことは疑いの余地があります。しかし、生徒ファーストを実現します。
PBLでももちろん制作物の完成の質にこだわっていますが、何とか無理やり終わらすことよりも、生徒たちが個別最適に取り組んでいけるように、先生もサポートします。
PBLなのに、結果よりプロセスを大事にする。ただ、結果にこだわっていることは、生徒が作ったものを見れば一目瞭然。
プロセスと結果にこだわる
ただ、プロセスも結果も大事にできるPBLデザインが見えてこないので、ここから3日間さらに濃く学んでいきます。
ジョン先生も「HTHが完璧だと思っていないし、完璧なモデルなんてないと思う。ただ、何か問題が起こったときに、取り組み続けることはとても大事。」
そう。子どもたち以上に先生が困難に立ち向かう。堀川高校の元校長である恩田校長が生徒に言っていた「Welcome困難、Thank you重圧」精神で挑んで背中で語る。その背中を見て、生徒ががんばる。そんな循環が大事なのかなって浅はかに思いました。
本当は、もっと伝えたいことがあるし、もっと自分の学びを深めるためにアウトプットしたいこともあります。ただ、これ以上書くと長くなりすぎて飽きちゃうので、今日はここまで。
ツアーの1時間とインタビューの1時間。たった2時間で学びが多すぎました。
明日からどうなるのでしょうか。楽しみすぎて寝れませんね。
あなたに何を聞かれても、大丈夫なくらい学んできます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!