こんにちは。
「AI生成を可能な限り取り入れて」動画を制作している人です。
今回は、かっちょいいシネマティックなトレーラーを
マジの0からAI生成でどんなのが作れるのか
やってみたいと思います。
1. 作ろうと思ったきっかけ
制作しようと思ったきっかけは、武器を手に入れた事です。
トレーラーを作る為の道具と、知識。
本職のクリエイターでAIを最前線で使いこなしている
ユギイサナさんのセミナーで
・今即戦力で武器になるAIツール
・その具体的な使い方
をむちゃくちゃ丁寧に教えて頂きました。
感動した…
(フォローガチおススメです)
2. どんなものを作るか
ちらちら見かけますよね。AIでもうこんな映画ができる!みたいなやつ。
こういうのを作りたい。
ゲームが好きな事もあるので、テーマはゲーム。
更に、その中でも「北欧神話」的テーマのゲームにします。
このチョイスには理由があって、
現段階のRunwayがSFだったりファンタジーだったり、そういうジャンルの方が現実、リアルっぽいモノより品質高いイメージがあるんですよね。
3. 構成
シンプルな構成。
①自分の部屋でゲーマーがゲームをしている様子
②ゲームの世界に入る
③北欧神話の世界観が広がる
これでいきやす。
4. いざ素材生成
ということで早速作っていきましょう
4.1 ゲーマーの部屋素材生成
midjourneyで生成しています。
この人物+部屋の統一性を持たせるために、
promptの一部を変更+同じseed値でいろんな角度を生成します。
一旦これはこれで置いておく。直接動画に使わなくてもprompt内で使用することもできるので。
顔のアップも生成。
続いて後ろからの画も欲しいのでback shotを生成。
意図したものが数回で出なかったので、
既に生成している画像をpromptに入れて共通性を強く持たせてリトライ。
ライトの位置を1枚目と共通にするために結構ガチャしました…
後はモニターあたりを生成してあげて。
一旦こんなもんかな。
4.2 インゲーム素材生成
ゲームの内側。北欧神話の世界観をAIで生成していきます。
多分、長すぎて反映されてないのもありそうですが、一旦これでいい感じのやーつができました。
seedはゲーム部屋シーンと統一させていません。
そういえば、promptの初めの形はChatGPT君に作ってもらってます。
そこからいらないモノを削ったり、アレンジしたりで調整します。
北欧神話の世界観はThe 生成AIの得意領域、な感じなのでバンバン作っていきます。
例えば…
他にもいっぱい作って北欧神話ターンは一旦こんなもんかなと。
4.3 ゲーマー × 北欧神話の生成
ゲーマーが、ゲームの世界の中へ。
「気付いたら内側にいたわ!」「なんやここ!」
っていうイメージで作り始めたので、
背景、景色は北欧神話だけど来てる服とか部屋着。
みたいな異世界の掛け合わせをする必要がありました。
これちょっと難しかった…かも。
結論、
・現実世界でさせたいポーズ、画角で一度生成して
・↑を画像ごとpromptにぶち込んで北欧神話でリメイク
の形で作りました。
つまりどういうことかというと…
一応、ある程度整合性とれてますよね。人物の。
その上で、ファンタジーな世界にいますよ、的な。
promptはこんな感じ。
ココが一番時間かかったかなあ、うん。
ということで、素材はそろったはず!
Runwayで動かしていきましょう!
5. 素材を動画化する
・なんかモーションブラシでいけそう
・これは無理そう
2つに分けて、モーションブラシ無理っぽいなと思ったやつは普通にシンプル4秒のImage to Videoにしました。
お、なんかこれはモーションブラシいけそうじゃないか?
と思ったやつにはモーションブラシ使いました。
これとか。
実際どんな映像になったかは、最後完成したやつで見てください。
で、
このRunwayは極めてオーソドックスでみんな使用していると思うんですが
冒頭に説明したユギさんに教えて頂いたのが
人の顔を超リアルに映像化できるツールです。
この素材をベースに、リアルな瞬きをさせることが出来ます。
これはRunwayでやると、かなり難しいと思います。
完成映像でこのシーン是非見て欲しいす。
muglifeというツールを使用します。
詳細気になる人は是非ユギさんのXやDiscordコミュニティで聞いてみてください!
6. 編集して完成
ということで出来たのがコチラ。
ちょいちょい編集は入れてます。
・モニターの中身実際のゲームシーンに変えたり
・クリックSE追加したり
・それっぽい文字挟み込んでみたり
どうでしょうか。
ガチの0から、それっぽいのができたのではないでしょうか。
勿論、映画を作った経験はないのですが
フリー素材を使わずに、0からこれを生成できてしまう…
来年が怖いですね。ホントにどうなってるのかなぁ。
クリエイターの端くれとして、生成や編集周りのAIは追い続けなきゃいけない気がしています。
武器として、選択肢としてAIの視野を広く持つことで自身の創造性を飛躍させたい。
そんな思いで引き続き実際にAIを取り入れた制作をし続けていきます!
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宜しくお願い致します!!!