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国語の勉強が必要なのは社会人かも!?

国語力の低下がここまで・・・
国語力の低下は子どもたちだけではなかった。

ある人のブログを読んで、驚きと落胆を覚えました。

それは、国語力の低下が社会人にまで広がっているということです。

そのブログをまとめると、このような内容です。

言葉が理解されない

ある管理職が主催した午前9時スタートの研修会で、5~10分遅刻をする社員が多かったそうです。

そこで、「次回からは必ず9時10分前に集合しているように」
と管理職は注意しました。

すると、その言葉にキョトンとした顔をする新人を発見。

そこで、管理職は「8時50分に来るように」と補足して伝えると、

「あ、そういうことか」とやっと理解したそうです。

また、部下に「そのタスクは結構骨が折れるから覚悟しておけよ」

と言ったら、

「え、それって肉体労働なんですか」と返されということで

「仕事を教える前に言葉が通じない・・・」と管理職は肩を落とした

という話です。

教育改革やむなしと言わずにはいられません。

社会人になぜ国語力が必要か?

仕事をする上で最も大切なのは、コミュニケーション能力です。

コミュニケーションを取るためには、

今自分が何を返すべきかということを

相手との会話や表情・場の雰囲気から読み取り

即座に判断し言葉や行動に移す必要があります。

それは読解力です。

国語の力がなければ、読解をすることは出来ません。

なぜ国語力は低下したか?

一つには新聞や本を読まない「活字離れ」から、

正しい日本語を使うことが出来ず、

言葉を知らない(語彙の不足)こと、

もう一つはスマホなどが通信ツールとなっている現在

言葉を調べずとも推測して変換してくれることでしょう。

語彙力が低いとどうなるか?

語彙を知らないということは、言葉を知らないということなので、

文章を読むことも理解することも出来ません。

また、作ることも出来ません。

だから、相手が言っていることが理解できず、

自分の意志を上手く伝えることも出来ません。

語彙力をつけたら話をまとめる力をつける

語彙力がつき、まとめる力がつけば本を読んで意味が分かるようになります。

また、相手の話していることが分かるようになります。

そのためには分からない言葉をそのままにしないことです。

新聞でも本でもたくさん読んで、分からない言葉をその都度調べて理解していくことです。

思考力をつけてコミュニケーション能力を高める

思考力は相手が何を求めているかをイメージし、状況に合わせて行動を選択する力です。

大学入試改革でも最も重要な力となります。

自分の知識と経験をフル回転して、相手の要求を聞きながら

交渉し会社に利益をもたらす力が社会人に必要な力です。

①相手の話を聴く

②疑問点はクリアにする

③自分の意見を場の雰囲気を見ながら言う

コミュニケーションは、会話により成り立ちます。

自分の知識・経験・語彙を増やし、しっかり相手を見て考えながらコミュニケーションを取りましょう。

確かな国語力は子ども時のやり方次第で育つ!

子どもの国語力は、親の話しかけにより形成されます。

また、読書をしたから国語力が伸びる訳でもありません。

国語力をつけるためにしなければならないのは、行動と経験です。

いろいろのものに触れ、考えたり調べたりして、頭の中に回路を作らないと
ただ読書をしただけでは、力はつきません。

読書が身になる(楽しめる)下準備をしていないと本を読む習慣自体ができません。

読書の習慣がないと言うことは、新聞等からの情報も入ってないと推測されます。

社会人になって恥をかかないように、子どものうちに知識・教養を身につけておくべきだと思います。

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塾長@自立学習とプログラミング塾福岡校
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