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2021年高校入試、出題範囲の内容と入試対策

2021年高校入試、出題範囲の内容と入試対策

新型コロナウィルス拡大の影響で、半数近い都道府県の高校入試で出題範囲縮小や選択問題の導入が決定しました。

出題範囲を縮小した地域(公表済み分まで)

※5科目すべて

北海道・宮城県・福島県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・新潟県・長野県・滋賀県・京都府・大阪府・徳島県・愛媛県・熊本県・沖縄県

※数学・理科・社会の3教科

栃木県・千葉県・山梨県・奈良県

※選択問題を導入

山口県

出題範囲を例年通り出題

青森県・岩手県・秋田県・山形県・茨城県・富山県・石川県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・兵庫県・島根県・岡山県・広島県・香川県・高知県・大分県・鹿児島県

主な除外内容

数学・・・「相似」「円周角の定理」「三平方の定理」「標本調査」
英語・・・「関係代名詞」「分詞の後置修飾」「間接疑問文」
理科・・・「力学的エネルギー」「科学技術と人間」「地球と宇宙」
     「自然と人間」

社会・・・「私たちと経済」「私たちと国際社会の諸課題」
国語・・・「中3学習漢字」「書写」
※除外内容は県によって異なります。

除外内容が明記されたことにより起こること

数学・理科・社会に関しては、単元が明記されているため、入試での混乱は起こらないと思います。(私立高校入試には、出題範囲の縮小がないことが多いため、学習はしておいた方が良いでしょう。)

しかし、英語においては対策が必要になります。
2020年度の入試に見られるように、読解の英文に「関係代名詞」が使われることが多いので、「関係代名詞」の使われていない英文で対策をする必要があります。

また、英文読解は「内容把握」が中心となっているので、「語順整序」や「空所補充」でしか、「関係代名詞」「分詞の後置修飾」「間接疑問文」の知識は問われません。そのため、私立高校入試と公立高校でのアプローチは変わってきます。

大切なことは基礎学習の徹底なので、教科書での学習をしっかりとしておくことと、その上で過去問の選び方を考えるということです。

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