AIに負けない国語教育をするためにchatGPTと討論してたら恋愛相談してた話

おはようございます。卒論のテーマが決まらなさすぎてそろそろ腹立ってきた開晴です。
私、国語教育コースに属しており、クリティカルリーディング×テクスト論×対話を軸にした「読むこと」を研究したいのですが、なんだかなんだか定まりません。
なぜか。
chatGPTが登場したからです。
なんなんですか?あの完璧AIchatさん。読む力も書く力も要らねーじゃん!考える力もそのうちAIが超えてくるんだろ!!って思えてきました。国語科の地位が危ぶまれますね〜。
ということで今回はchatGPTで遊んでみました。

まずは卒論のテーマについて。切実なので。。
(以下chatGPTとの会話)


以上のような手順を踏んで、卒業論文のテーマを決めることができます。また、アドバイザーや担当教員の意見を積極的に取り入れることで、より良いテーマを選ぶことができます。

ちゃ、chatGPT、、おまえ、、、すごいな!!こんな順序立ててわかりやすく言えちゃうなんて、私より君が書いた方がいいんじゃないか!?卒論!
私、4番まではできてるんだけどなぁ。
まぁしかし、こんなのは一般論並べただけだよ。誰でも言えることではあるよな。
人間くさいことも、言えるのかい?どっちなんだい!といいうことで聞いてみました。恋愛について。


(以下恋愛についてchatGPTと話してみた)

Q:好きな人ができた

A:素敵ですね!好きな人ができることは、人生の中で非常に素晴らしい瞬間の一つです。ここでは、好きな人ができた場合に役立ついくつかのアドバイスをご紹介します。

1.自分を大切にすること:自分自身を愛することは、自信を持ち、良好な関係を築くために重要です。自分の感情や意見を尊重し、自分自身を大切にしましょう。

2.気軽にコミュニケーションをとること:好きな人と気軽に話しをすることが重要です。お互いに興味を持つことや好きなことを話し合い、共通の話題を見つけましょう。

3.信頼関係を築くこと:相手との信頼関係を築くことは、健全な関係を築くために重要です。約束を守ることや、相手に対して誠実であることは、信頼関係を築くために欠かせません。

4.積極的に行動すること:自分から行動を起こすことが大切です。デートに誘ったり、一緒に過ごす時間を作ったり、好きな人に関心を持つことで、関係を発展させることができます。

5.相手の気持ちに配慮すること:好きな人の気持ちを尊重することが大切です。相手が忙しい時には、相手の時間を尊重するようにしましょう。

最後に、素直に自分の気持ちを相手に伝えることも重要です。好きな人に対して、自分がどのように感じているのかを伝えることで、お互いの気持ちが明確になり、健全な関係を築くことができます。


か、完敗だ、、chatGPTは卒論だけでなく恋愛も学習済みだというのか。今までどれだけ修羅場を潜ってきたのか君は。
え、言えます?「1.自分を大切にすること」って。好きな人ができたって相談されて「自分大事にしろよ!」って最初に言えるAIイケメンすぎだろ!!

なんてこったchatGPT。これからは先生よりAIに相談した方が早いって言われちゃうね、、恐るべしビッグデータ

いやでもね、すごいけど、すごいんだけども一般論に終始してる感は否めないよね。もうちょっと聞いてみましょう。こいつの強いところはchatを重ねて答えを導くところらしいですから。

Q:恋愛になると自分を大切にできません。
A:恋愛はとても素晴らしい体験ですが、自分自身を大切にすることは、常に最優先事項であることを忘れてはいけません。自分を大切にすることは、自信を持つために不可欠であり、良好な関係を築くためにも必要です。

恋愛において自分自身を大切にする方法をいくつか紹介します。(以下略)

わーお。最優先事項だってよ。常に。「しかも自信を持つために必要」だってさ。下手な教師だったら「身削ってまで努力しろ!!!!」とか言いそうですよね。(私の中学時代の顧問はそうでした。いまだに思考が囚われて苦しい時ある)

うーん。すごい。何が怖いって、本当に一般論の最大公約数になってるところが怖い。例えば悩みがあって何冊か本をあたってみても多分集約するとchatGPTが返すような答えになる気がするんですよ。そうすると読む力なんて要らない、、のかもしれない。
一方で、自らの状況に最大限合わせた回答は難しいかもしれませんね。恋愛相談なんか特にそうで。相談者の性質を知ってるからこそ、回答者はその人に合わせた伝え方や想いの取捨選択ができます。
人間としてギリギリ残ってるのはこの「相手にあわせて編集する」しかないのかもしれません。一般論に落ち着かない何か。相手や場に合わせた何か。

そして気づきました。私が思考するとき、いつも一般論に敷衍させてしまいます。だって上の考えたことも一般論だしな!!えー。俺、要らないじゃん、、、

ということで今回chatGPTで遊んでみました。教育現場でも昨年あたりから使われたりトラブルが起きたりしているようですが、本当に怖いのは「私らしさ」がなくなってしまいそうなところです。全部一般論に帰結させられたらそれは大正解ですから。大正解に当てはまらない何かは捨象されてしまいそうです。
ここに卒論のヒントあるのかなぁ。

ということで、chatGPTで遊んでみました。面白かったですね〜。すでにご存知の方もたくさんいるの思いますがぜひみなさん遊んでみてください。びっくりします。

それから卒論のテーマ(テクスト論とかクリティカルリーディングとか、あと「読むこと」と対話の融合も関係ありそう)に興味だったり知ってることがある人いれば!ぜひお話しさせてください。

以上、かいせいでした



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