【アナザーユーで復習】ルートと3度、ワンコードでのソロをおさらいしよう!
ジャズサックス奏者の市川海容(いちかわかい)です。
5月頃からYouTubeにてレッスン系の動画を週1回のペースで投稿しています。
現在YouTubeの収益化を目指し鋭意更新中です!
先日ありがたいことにチャンネル登録者数が1,000人を突破しました!
1つ目の目標を達成しました!いつも見てくださっている皆さんのおかげです!
レッスンの詳細についてはウェブサイトからもご確認いただけます。
ルートと3度、ワンコードでのソロを復習
今回はセッションでもよく取り上げられるスタンダード曲「There Will Never Be Another You」を題材に8月に解説した「ルートと3度」「ワンコードのソロ」を復習する内容となっています。
こちらの記事でも簡単にまとめておきます。
曲中に出てくる調(キー)のスケールと3度音程のスケールを確認
ジャズスタンダードは曲の中に多くの転調を内包していることが多いです。
アナザーユーも初心者向けの曲と言われつつ、厳密にはかなりの量の転調があります。以前取り上げた「On The Sunny Side Of The Street」よりも多いです。
その分練習量が増えますが、事前にやっておいて損はありません。
出てくる順番でスケールを演奏してみる
動画内で、これらのスケールを曲中に出てくる順番で演奏してみましょうという話をしています。
この練習を行うことでキーの移り変わりに慣れることや、どこにフラットやシャープが付くかということの確認にもなるでしょう。
ルートと3度を練習
次は曲のコード進行のルートと3度を演奏して行きます。これは以前紹介した動画での解説と全く同じです。
今回はルート、3度それぞれから始まった理、上がる下がるなどの様々なパターンを盛り込んでみました。
ワンコードでのソロの内容を活用
ワンコードでのソロで解説した内容は、今回の同じコードは長くても2小節しか続かないという状況では中々使いづらいです。
ですが、Ⅱ-ⅤをⅤ7と大きく捉えることで活用しやすくしたのが今回の練習です。
基本的なアプローチとして、そのコードの構成音から1つ音を選び、それを軸にフレーズを組み立てています。
複合的なソロ
最後にこれらを総括し組み合わせたソロを演奏しています。
個別の項目を組み合わせる時、どのように繋ぎ合わせているかという点に注目してもらえればと思います。
今まではフレーズの終わりで使っていたルートと3度をフレーズの途中で使うようにしてみたり、ワンコードのソロで解説したアプローチの具体例として活用してもらえればと思います。難易度は少々高めです。
まとめ
ということで今回はアナザーユーを題材に、8月に解説した内容を復習しました。
練習の順序やルーティンについてのヒントにもなれば幸いです。
より詳しい内容を知りたい方にはレッスンもやっていますので、ぜひWebサイトの方をご覧ください!