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NATUを作る(パート9)

HARUは失敗に終わってしまった。
だが、その悔しさをバネに、新たにNATUを作ることになった。

今回は、GRED IIのI/O関係を作っていきたいと思います。


制作

GRED IIは、演算結果をsushi memory architectureに出力します。

なので、VRAMとの橋渡しとなる回路が必要です。

では、実際に作っていきたいと思います!

気づいてしまった

そのために、まずは前回作った回路をコピーしましたが、ここである問題に気づきました。

前回作った回路をコピー

なんと、レジスタの構造的に、一度に一か所しか情報を書き込めないようになっているのです!

想定では、一度にたくさんのレジスタに情報を書き込むことで、情報の伝達にかかる時間を短縮する想定でした。

なので、この構造ではいけません。

つまり、作り直しです。

まぁ、ちょうど間違えて4bitで十分なところ、8bitで作ってしまっていたので、この際についでに修正しちゃいましょう。

GRED II(ver.2)の実行ユニット

全て作り直し

全て作り直しました。

ALUは、元々のやつをベースとしていて、4bit仕様にしています。

また、レジスタをデコーダーと一緒に変更したことで、幅を11から9に小型化しています。

でも、まだ途中なのでレジスタも6つ作って、さらに4bit化させる必要があります。

頑張ります。


NX RED VI制作を思い出す…

制作中

、、、これを作っている途中に、NX RED VIを作っているときのことを思い出しました。

「どんな暗闇も、道の途中」

これは、NX RED VIの調整をしていた時に聞いていた曲の歌詞の一部です。

そして、だんだん思ってきました。

「NX RED VIみたいなレッドストーンCPUを、もう一度作りたい」

、、、と

なので、考えておきたいと思います。

ですが、まずはこのGRED IIを作る方が先です。

完成!

実行ユニット(ver.2)完成

というわけで、実行ユニットが完成しました!

、、、と言いたいところですが、まだレジスタの入力部分の回路や、I/O関係の回路が残っています。

加減算、インクリメント、デクリメントが行えます。

レジスタは6個です。

そして、今回はしっかり4bitです。

それでは、次回は実行ユニットの命令の入力部分と、I/O関係の回路を作っていきたいと思います。

今回は、約1時間半の作業でした。
お疲れさまでした。

それじゃあ、次回、また会いましょう

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