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NATUを作る(パート12)

HARUは失敗に終わってしまった。
だが、その悔しさをバネに、新たにNATUを作ることになった。

今回は、ROMを作っていきます。


制作

必要な容量は前回把握したので、PCは5bitで作っていきます。

イメージとしては、こんな感じで、4bitのROMが二つあるような構造にしたいと思います。

左右対称にROMを配置

デコーダーが対応できればの話にはなりますが、うまくいけばいい感じの見た目になると思います!

ROMの下位4bitデコーダーには、CRED Vなどで採用されていたものを流用することにしました。

高さはCRED IV(バージョン3)のデコーダーより1ブロック分大きくなってしまいますが、それでも十分コンパクトだと思います。

ROMのデコーダー

そして、何より10Hzにも対応している点が魅力です。


16命令(4bit)分が完成しました!

ROM(片方だけ)

あとは、反対側にコピーして、配線すればROMはほぼ完成です!


ROM完成

出来ました!

ROM

後は、最後の5bit目の入力に対応できるように、デコーダーを作っていきます。


出来ました。

ROM

このリピーターが、5bit目の役割を担っています。

左右どちらのROMから出力するか選ぶような感じにすることで、5bitに対応させています。

、、、6bitや7bitが一番面倒かもね。


ROMの裏側の配線もしておきました。

ROM

これで、PCの出力を左右のROMに伝達できます。


PC

それじゃぁ、まだ50分なので、PCを作っていきます。

今回のPCは、下の画像のようにループ式にしたいと思います。

PC?

理由は、なんとなく、、、
ではなく、マルチスレッディングに対応させるためです。


やばいですよやばいですよ!

PCのロジックを忘れてしまいました()

制作中PC

どんな仕組みだったか、完璧に忘れてしまいました。

あれぇ、、どんな感じだったっけ、、、

なので、CRED IVなどのCPUのPCを確認したいと思います。

CRED IVのPC

これが、CRED IVのPCです。

GRED II(ver.2)のようなマルチスレッディングは考慮されていないので、かなりコンパクトになっていますね。

それでは、大体の仕組みが分かったので、早速GRED II(ver.2)の方に戻りたいと思います。


PCも完成

ついに、PCが完成しました!

、、、と言いたいところですが、まだ5bit目が残っていました。

PC(4bit)


というわけで、今度こそ、PC完成です!!

これで、ROMとPCが両方とも完成したことになります。

PC

あとは、GRED II(ver.2)の実行ユニットと接続して、制御回路を作り、プログラムを書き込んで、VRAMに接続すれば、四角形の描画機能は完成です!

まだまだやることがたくさんですが、少しずつ作っていけば、いつか完成するはずです。

それでは、次回は実行ユニットとROMを接続する準備をしていきたいと思います。

今回は、約1時間50分の作業でした。
お疲れさまでした。

それじゃあ、次回、また会いましょう

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