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NATUを作る(パート42)

HARUは失敗に終わってしまった。
だが、その悔しさをバネに、新たにNATUを作ることになった。

今回は、VROMにフォントを書き込んでいきたいと思います。


ディスプレイの様子が、、、

それじゃぁ、早速書き込んでいきたいと思います。

その前に、数字の順番を変えておきました。

これまでは、
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
の順だったのですが、
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
にしました。

理由は、CPUで扱うときに、そっちの方が楽そうだからです。


まずは、(2,2)にAを描画してみました。

あれ、、、なんでそこなんだ、、、
でも、Aは描画できています。

変なところに描画されたA

(0,2)にしてみます。

ちゃんと2ピクセル分左に移動しました。

2ピクセル分左に描画されたA

(0,1)にしてみます

1つ下に移動しました。

1ピクセル分下に描画されたA

それでは、(0,0)にしてみます。
これでずれていたら、遅延を調整します。

やっぱり、、(0,0)ではないところに描画されました。
修正したいと思います。

さらに1つ下に描画されたA

修正しました。

回路を再起動してもう一度確認しましたが、問題なさそうでした。

(0,0)に描画されたA

それでは、(2,2)に描画してみたいと思います。

問題なさそうです!

(2,2)に描画されたA

それでは、どんどん書き込んでいきたいと思います。


ミス

途中でめんどくさくなっちゃって、自動でどんどん表示してくれるプログラムを書いてみました。

ですが、様子がおかしく、正常に動作しませんでした、、

ですが、その原因が分かりました。

それは、レジスタからGPUへ送るときのタイミングです。

それが、別の処理のタイミングとかぶっていて、それでデータが混ざっていたみたいです。

調べてみた結果、GPU読み出し命令の次の命令は、使用不可になるみたいです。
いやぁ、これも複雑なプログラム書く前に気づけて良かった、、

けど、ミスなので、次回作では修正したいです、、

バグっておかしくなっている

テスト

それでは、全て書き込んだはずなので、プログラムを動かしてみたいと思います。

A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z

ここからは記号です。

+
-
×
÷
=

これで以上です!

全て成功しました!

それじゃぁ、これで書き込みは終わりにしたいと思います。

そうです、GRED II(ver.3)は完成です。

まぁ、出来れば専用CPUコアも搭載したかったですが、出来なかったものは仕方ないです、、

それでは、次回はついにオーディオを制作したいと思います。

今回は、約2時間半の作業でした。
お疲れさまでした。

それじゃあ、次回、また会いましょう

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