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さぬき市津田の町のお話。

初めて降り立った、さぬき市津田の街。高松から1時間くらい?の場所で、久しぶりにワンマン1両電車にのって行ってきました。
一応行った目的としては大学の卒業生がこの町で街づくりをしているらしく、その話を詳しく聞かせてもらいに行っていました。

さぬき市津田の基本情報(from Gemini)

概要

  • 香川県さぬき市津田町は、瀬戸内海に面した人口約1万人の町です。

  • 高松市から車で約30分、坂出市から車で約20分の位置にあります。

  • 特産品は、しょうゆ、骨付鳥、オリーブです。

観光スポット

  • 津田の松原: 約3000本の松が立ち並ぶ景勝地で、日本の渚百選にも選ばれています。

  • 津田ドルフィンセンター: イルカと触れ合ったり、ショーを楽しめる施設です。

  • 津田の町並み: 古い町並みが残っており、歴史を感じることができます。

イベント

  • 津田まつり: 毎年8月に開催される夏祭りです。

  • 津田骨付鳥まつり: 毎年11月に開催される、骨付鳥をメインとしたグルメイベントです。

アクセス

  • 高松空港から車で約40分

  • JR高松駅から車で約30分

  • 琴参バスで約40分

その他

  • 津田町は、温暖な気候で、農業が盛んです。

  • 町内には、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどがあり、生活に便利です。

  • 子育て支援センターや児童館などの子育て施設も充実しています。

参考


うみの図書館

まず最初に訪れたのはうみの図書館です。

午前の部

午前中はひたすらに僕の聞きたいことを質問していきました。

  • どういった経緯で地方のまちづくりに入っていったのか?

  • 行政とのかかわり方は?

  • どうやって地元の人を巻き込んでいくか?

主に聞きたかったことは今あげた3つなのですが、そのあたりを含めていろいろお話させていただきました。

細かい話は割愛しますが、対談を通して感じたこと、考えたことを少しまとめさせておきます。
大学学部生時代に様々な場所に足を運ぶことで得た気づきから、まちづくりへの関心が始まっているということだったので、今自分がぼんやり感じている地域の課題や、被災地における課題の解決へのアプローチはまずその場所を訪れることから始める必要があるように感じました。
やっぱりその場所に行かないと感じることができないこと、特に実際に町を歩いて、その土地に住む人との交流や彼らから話を聞くということはその場所に実際に行くことでしか得られないと改めて感じたことでもあったので、そこは今後必ず意識して活動していこうと思いました。

その話をするなかで、商店街の話や、地域に色を付けるという話になったんですけれども、商店街のシャッター街の話で割と全国的に(特に地元の岡山)問題になっていて職住近接が原因であること、そこを根本的に取り除いた事例や、うまく地元の産業を活用した福井・鯖江の事例、後からオリーブを地元の色にした小豆島の事例など割と具体的な話をするなかで、そう言ったうまくやれた事例をもっと知っておく必要があると感じました。事例を聞きに行くことで事例にかかわった人から、さらなるつながりを提供してもらえることもあるからオススメと、アドバイスいただきました。

行政とのかかわり方の部分では僕のイメージでは一緒に行政と考えていくイメージでしたが、少し違って基本的には補助金などの活用がメインになるという点と、地元住民を、地元議会を納得させることという視点が必要になってくるという点で、自分のイメージとかなり違っていました。
そもそものところ一団体、一学生が行政との交渉の場に立つことはできないってところで、信頼的な部分も含めスタートはもっと前の部分になるってところから知る必要がありました。まず土俵に立つためには、地元の力を持っている人(地元の企業の社長とか)を味方につけるということから始める必要があって、自分の発言に説得力を持たせるということが第一であるとたぶんこれは他の分野でも同じであろうことを再認識しました。そして、必要な視点も、必ずしも正論ではなくて、地元にとって良さそうなこと(それが絶対的に良いものとは限らない)を強調することであって、これも議会の仕組みや、物事が進む流れのなかで必要であるというのは、あまり考えない視点だと感じました。

午前の部の最後の話題は密度のはなしで、
密度=人や金など(動かしにくいもの)/対象とするエリア・面積(動かしやすい)
ってところで、密度を上げることが街づくりのなかで重要という話がこの対談で一番印象に残ってます。

具体的なところで、津田のまちづくりのなかで対象とするエリアを一つの通りに絞ってやることによって、分母を小さくすることで密度を上げるという戦略があって、これはメディアが取り上げやすいという点、連携がとりやすい部分という点、そして行政はできない(不公平を生まないよう全体として行うから)という点がメリットになるというところでした。
逆に都市としても大きい街で、いろいろなリソースを持っているにもかかわらず分母も分子も大きい状態ではうまく連携が取れないなどといった問題が生じて、本来の力を発揮しきれていないという状態に陥ることもあって、この密度の考えはいわゆる「エリアリノベーション」といった分野で語られるようなものでその重要性を感じることができました。

昼飯パート

お昼はピザ屋へ。この店も対談していただいたKさんが創業した店だそうです。雰囲気も味も最高でした。

Porto Pizzaさんへ。 (https://sanuki-tsuda.jp/porto-pizza/)

少し休憩で、砂浜へ。海風を受けながら少し砂浜を散歩。
なんかこういうのも含めて、やっぱり実際に足運んだほうがいいんだなって思います。将来は海の見える家に移住かな。(笑)

津田の松原海水浴場

午後パート

将来の展望を含めて少し質問していきました。いろいろと考えていることがある中で、機が熟したものから始めていくってところで細かいところは割愛しますが、自分の業務量を削減して、少しほかのところへも目を向ける時間をとりたいとのことでした。

ここからは聞いた話をもとにして自分もやっていきたいことを少しまとめていけたらと思います。

僕自身はやっぱり建築士にはなりたいと思っていて、そこはきっと揺らがないかなと思います。学部生のうちはとりあえずいろいろなところを視察に行って、まちづくり、そして建物そのものを実際に見に行くことは学業と並行してやっていきたいかなと思っています。特にまちづくりの観点でみると、先ほども少し触れた災害復興の部分に関しては今年から実際に視察に行けたらと思っていますし、今後必ず日本に降りかかってくる災害に対して、防災、災害復興も含めて建築の面から貢献していくことができたらと思っています。来年度以降はまだ確定ではないですが、留学を検討してます。(たぶん行くかな)海外にも視野を広げて、自分のできることを増やしていけたらと思っています。
長い目で見たときのこと(卒業後)は正直まだ見えていないところですが、今やっている教育の問題解決を含めて、着地点を見つけていけたらと思っています。その部分はまだ全然詰め切れていないところですが、実際に活動していくなかでその部分の解像度を上げていけたらと思っています。


讃岐津田駅より

最後に

地元のつながりってやっぱりいいなと感じる1日でもあって、アパートのリノベに係る人、図書館に係る人、地元の人のコミュニケーションはつながりをさらに強めるし、この文化は残していかないとなと思うところでもあります。都心一極集中すると日本は持たないので、地域に目を向ける学生が増えて、地元に積極的にかかわっていく人がさらに増えてほしいなと切に願います。

関係ないですけど、免許取りに津田に行くのめっちゃありやなぁ。
また行きます。

ほな。


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