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自分もLGBTQだけど「これはちょっとおかしいぞ?」と思った同性からのホラー体験

今回は、私自身がLGBTQの一員でありながら、実際に関わった後輩がLGBTであるがために過剰に配慮され野放しにされ、結果、より大変な被害に遭った経験について書こうと思います。
雑に言うといわゆる”普通=心と体の性別が一致していて異性愛者の方々の人”にも、あまりにも慎みを知らない人間がいるように、LGBTQにもそうした人は当然います。
以下、その誤って守られすぎた事例を書き連ねていきます。

※この記事には、表題の通りハラスメントやLGBTQの話が登場します。過去にハラスメントに遭ったなど、読んで具合の悪くなりそうな方は、お読みにならないことをおすすめします※

※またこれはあくまでも一例で、どんなセクシャリティでも素晴らしい人格者は人格者でしょうし、そうでない人はそうでしょう。
そのため、LGBTQヘイトの意図はないことをご理解いただければ幸いです※


社内のレズビアンの女性社員についての過剰な緘口令

かつて私は社内の女性からガチのセクシャル・ハラスメントに遭いました。
どれくらいガチかと言うと、社内コンプラも担当していた部長が彼女を部署異動させた位にガチでした。
その部長は御年50代のシスジェンダー(心も体も女性)のヘテロセクシャル(異性愛)をついつい当たり前と思い、「男女の友情は成立しない!」と断言するほどの恋愛大好き人間で、今でもたまに「このご時世にちょっとそれは、、」ということや障害者への配慮に欠けたことを悪気なく言う方。
その部長が動いた。
それはもうガチモンのガチです。

これについてはその後輩の話をすると自動的に彼女のセクシャリティを第三者に漏らす、詰まりは情報の加害者になるということで緘口令が敷かれていたのですが、それから年月が経過したある日ふと思いました。

どんなセクシャリティでもセクハラはセクハラじゃない?

彼女からのセクハラは、アクティブに抱きつかれるなどはなくても、それはゾッとするものでした。

・そもそも私に告白してないけど、恋愛感情があった時から「服買うの迷ってるなら良ければ選びますよ!(彼女はアパレル経験者のお洒落な子でした)」と、一緒に服を買う時に試着室まで着いてきて、服の調整がてら私の身体にも触れた。
(下心がある相手にそれを伏せて、同性であることを利用して試着室同行&身体に触れるって権利の乱用に過ぎませんか?)

・告白を断った後「これからも普通に同僚として接してくれるか?」と聞かれ、OKしたら”同僚以上恋人未満”と誤解したのか鬼のようにラインが来る。

・ラインアイコンを猫に変えたら、置き手紙がデスクにありその内容が「新しいアイコンの猫、ひなたさん(仮名)に似てますね!ひにゃ猫さんって名付けました!」というメッセージと共に「お尻見せて大サービスだにゃ〜」とお尻を見せた猫が書いてある。
言葉は悪いですが、仮にも振られた後でこんなこと出来るなんて、怖過ぎるし気持ち悪いです。

・上記の件で流石に身の危険を感じ、後輩と距離を取ったら「ひなたさん(仮名)が冷たいんです〜😭」と事情を知らない人から見たら、そうとしか見えないであろうことを、私に振られたことは伏せて周囲に喚き散らす。(これで彼女に騙された先輩から公開説教くらいました)

・それでもデスクを離れる度にプレゼントや置き手紙がある。これで仕事中はデスク離れるのが怖かったです。

・置き手紙の内容もすべて私的なもの。
中にはある日、髪を結んで仕事してたら、それが彼女には好印象だったたらしく、その事について言及した挙げ句「もっとこうしたら可愛いと思います!」など書いてあり、本当に怖かったです。

・他の人と親しく話してると不機嫌を顕(あらわ)にして、キャビネットを大きな音を立てて手荒く閉じる。
これで親しい同期の危険も感じ、事情は誤魔化して彼女の前で私と親しい様子を見せないように根回ししました。
同期にまで危険がおよんではかなわないので。

・それでも休日に「急だけど良かったら今から電話しませんか? ひなたさんと電話したいな〜と思って🥰」と、告白前から通話すらしたことなかったのに、親しい友人の様なテンションで通話の誘いが来る。

何が問題かと言うと、彼女が私に振られたことを知らなければ、すべて”先輩を慕ってる健気で繊細な後輩ちゃん”にしか見えないんです。
しかも私が告白を断ったのに、上記のことをされて困っていることは、情報の加害者になるから言えない。
耐えるしかない。

見事なまでのストーカーの認知の歪み思考

そうとは言え、さすがにこれだけのことが起こると、私の身も持ちません(実際、豆腐メンタルも災いして胃炎になりました)。

そのため、上記の困り事を唯一彼女のセクシャリティを知っていた部長に報告しました。
すると部長が後輩との面談の場を設け、その中で私が困っていたことも伝えられ、本人も「私は本当に人として恥ずかしいことをしました。」と反省した様子を見せ、部長の前で私のラインの連絡先も指示通り削除したそうです(部長談)。

しかし、その後に転職=当時の会社の一員ではなくなった瞬間から、またラインをフォローされました。

数多の人という人を見てきた部長さえ騙し抜く、彼女の言う人の底知れなさにゾッとしました。
何より私が困っていることも明確に伝えられたのに、何も伝わっていなかった=本当に話し合いが通じない人だということに恐怖で全身鳥肌が立ち、ラインはブロックし、結局アカウントを作り直しました。

上記の再フォローについて、事後報告として部長に報告したら、彼女も危機感を覚えたのか、件の後輩とも私とも繋がりが合った先輩に「あの人(後輩)のラインをブロックしなさい」と言う異例の命令が出ました。
仕事をする場で、部長が部下のプライベートにまで口を出すだなんて異例中の異例です。

そう、つまるところ言い方は悪いですが、彼女は(そうなるにはそれだけの経緯や事情があるのかもしれませんが)怪物=モンスターだったのです。

そして、これら常軌を逸した言動が、それが”同性愛者だから”というだけで守られる。それはある種、配慮の歪みかなと思います。

今では完全に連絡がつかないように色々としましたが、正直(悪い意味ではなく)本当に精神科に行って適切な治療(ストーカーの治療)を受ける必要のある人だと思いました。

それがその本性を知っているのは、部長ただ1人。
そういう訳で今でも私はその部署で(ストーカー行為から距離をとってましたが)、「後輩の〇〇さんが嫌いで、嫌いな人には冷たくする人」と上司にも次長にも課長にも認識されいます。
部長に比べたら圧倒的にコミュニケーションを取る相手に限って真相を知らされない、正直仕事がやりづらいです。

これが男性だったら、何も憚る事なく部長から伝えられたでしょう。
それが同性愛者ということで、伝えられなかった。

これは配慮の歪みのような気がします。

私自身もマイノリティですが、障害があったって罪は罪だし、セクシャルマイノリティだってセクハラはセクハラ。

それを変に配慮して加害者側にとって有利な運びになるのは(法上の情状酌量はまた別として)、正直おかしな気がします。

以上が現在のLGBTQ配慮について私が覚える違和感でした。

胸の悪くなるような話を最後までお詠みいただき、ありがとうございました。
同じ様な目に遭っている方がいたら、周囲に困っていることを、正直にこっそり打ち明けて良いと思います。
そうでない方は、LGBTQを巡る様々な事についてご参考になれば幸いです。

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