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あと10年はがんばってください

カイロプラクティックのお客様をふやすために介護事業所の利用者向けにボランティアに行っています。

ボランティアなのでもちろん無料です。しかし、お客様がいないからと言って何もしないと何も動きません。私が行っている施術を1人でも多くの人に知っていただくために、そして、自分の技術を錆びつかせないために行っています。

先日は事業所の幹部の方とお話する機会がありました。

この方は自治体の介護保険事業計画の策定委員などもされており、自治体の実情もよく知っておられます。

最近、利用者が減って有料老人ホームもデイサービスも定員を満たしたことがない、と言っておられました。どこも一緒みたいです、と言うと、「利用者さんはどこに行ったんだろう」と苦笑いされていました。

幹部の方が自治体の担当者と話をされたとき、自治体の担当者は「あと10年辛抱してください。団塊の世代のときはまた増えますから、大変なのは分かりますが、あと10年は。」と言ったそうです。

10年だって。

10年後の介護業界ってどんなふうになってるんだろ。

とりあえず、私は前期高齢者の仲間入りしてるな笑

今でも介護現場の人材不足が叫ばれているのに、10年後にバリバリ元気な従業者っているのだろうか。介護のプロの現場でも老々介護になりそうだな。

外国人人材は都市に集中してるんだろうな。

介護ロボットはほんとに使えるのかな。使える物ができたとしても、ロボットに投資した分を回収できるのかな。

「あと10年はがんばってください」。

10年後。

怖いもの見たさでがんばってみるか。

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