「俺、ツインテールになります。」ってやっぱり頭がおかしくて面白い

　自分が初めてアニメシリーズでBlu-rayを全部そろえた作品が「俺、ツインテールになります。」です。2014年の10月放送開始されています。このアニメ（と原作）で私はフェチを大々的に晒す素晴らしさを教えて頂きました。変態で何が悪いかと。今回は皆さんにも好きなものを好きと言って何が悪いのかと少しでも堂々と言えるようにこの作品を紹介させていただきます（なお、今回はなるべく抑えましたが変態の部分が非常に多く紹介していますので気をつけてください）。

俺、ツインテールになります。とは

　この「俺、ツインテールになります。」（通称俺ツイ）は世界を侵略してきた怪人達を変身して戦うという展開。名前もない、喋れない部下怪人達をギッタンバッコン倒したら、敵のリーダーを倒して次の話しに。そう、所謂、特撮展開です。それにちょっとツインテールが偉大なだけです。
　さて、導入部を説明すると、ツインテールがこのうえなく大好きなただの平凡の主人公観束総二は幼馴染の貧乳ツインテールの津辺愛歌と高校入学式を終え、その帰り道に巨乳美少女科学者のトゥアールから世界のツインテールの危機と言われ変なブレスレット（テイルブレス）を受け取ってしまいます。その直後に怪人（人間でいうフェチ＝属性力を糧とし生きる変態）のエレメリアンが出現し、ツインテールの娘に襲い掛かってしまう。入学した学校の生徒会長であり、ツインテールの新堂慧理那に襲い掛かる瞬間、先ほど受け取ったブレスの力で変身！！変身した姿は見事なツインテールをした美幼女戦士テイルレッドであった———。
　しかし、エレメリアンの組織はテイルレッドという予想外の事態が生まれたため、次々と̻素晴らしい属性力を持った刺客（変態）を送り込み地求侵略を開始したのであった。
　一方総二は戦い後、ツインテール属性がこの世で一番偉大な属性と説明を受け、ツインテール属性が強い人でないと戦士になれないという説明を受け、世界のツインテールを救う事を決意するのです。

　以上がざっとした導入部分です。何もおかしい所はありません。ただ、男が女の子に変身して戦うのが少し変な部分くらいですかね。

敵味方全員が変態の良いキャラ

　良い作品は登場人物全員が好きになる傾向があると思います。この作品は主人公、ヒロイン、敵全員素晴らしい個性という名の変態しかいません（おかんも過保護症と思うと他に常識人が頭に浮かばなかったのでたぶんいません）。しっかり会話の中にも筋を通していかにも自分が言っていることのほうが常識だと疑わない図太さ、頑固さ、カッコよさがあります。勿論それ以外にもそれぞれの良い所があるので少しツインテイルズのキャラを紹介します。
　まず主人公の観束総二（テイルレッド）はツインテールバカ。特技はツインテールに関する全般です。ツインテールを見ただけでその人の体調が分かります。原作ではツインテールの気配察知も出来て誰がいるのかも分かるくらいツインテールを愛してやまない男です。テイルレッド時は、その可愛い見た目と美しいツインテールに男の口調というギャップで世界の人々及び敵全員を魅了する蠱惑さで何とも罪深い存在。エレメリアンと戦うときも義に厚く、相手の話しもしっかりと聞き入れ、認めることろは素直に認め、怪人だろうとも尊敬し闘います。まさしく女神。
　津辺愛歌（テイルブルー）は総二好き好き大好きな片想いをする貧乳怪力バカツインテール。変身前でも電柱を粉々できる怪力がありトゥアールとよくじゃれあって、学校の一部を毎日壊します。テイルブルー時は胸が強調する大胆な服装のに、何処かとは言いませんがその部分で似合わないという残念さ。平常時ですら怪力なのに変身時はよりギアがかかり、怪人を殴って倒すという野蛮な行為。また、エレメリアンが出たら問答無用で一刀両断する無慈悲。胸のことをけなしても褒めても敵味方関係なく暴走して血祭りにするバーサーカー。世界の人々もエレメリアン達も彼女の姿を見るだけで恐怖に陥ります。まさしく破壊神
　トゥアール（仮面ツインテール）は異世界から来た巨乳美少女天才科学者ピチピチの高校生。しかし、その実態はロリコンで痴女で変態という完ぺきな変態。異世界から来た変態で、元の世界でエレメリアンが襲来し、正義のツインテール戦士として戦っていたが、敗れてしまい、世界中のツインテールが奪われてしまいます。そこで復讐するために総二達の世界に来て総二に一目ぼれしてブレスを渡して世界の命運を託すことに。平常時はその美貌とたわわなおっぱいで総二を誘惑するが愛歌という蛮族が邪魔で未だに処女を捧げられていない。愛歌の攻撃を受けて毎日学校の壁や天井、机を破壊する。しかし、元戦士というだけあって、怪力の攻撃も耐性がつく。戦いのときは科学者として、バックアップ担当。通信でよくエレメリアンの言うことに賛同したり、批判したりと変態の沼の広さは大きい。出撃してテイルブルーがいないことをいいことに胸の悪口を言う。テイルレッドが幼女になったのは彼女のロリ趣味をブレスレットに込めて造ったため。まさしく変態
　新堂慧理那（テイルイエロー）は幼い体系であるが学園長の娘で生徒会長で完ぺきなツインテールをするお嬢様。頑張り屋で愛嬌もよく先生含め全校生徒に慕われる。しかし、実は特撮オタクで陰でよくおもちゃを買いに行く。テイルレッドに危機を救われ彼女を慕うように。戦士として戦えるようになると、テイルイエロー時には豊満な女性と変身（もちろんテイルブルーに裏切り者と物凄く恨まれる。土下座してでもブレスレットの交換をするように頼まれる）！彼女の戦いのエネルギーは脱ぐこと！特にテイルレッドに見られるとハイテンションになり公然の前だろうがどんどん脱いで豊満なボディをもっと見せつけるように。世界の人々や敵からはイエローは痴女でドМと言われても気にしない。そして平常時も首輪付けたり目隠ししたりエロ本買に行ったりと徐々に堕ちていきます。まさしくドМ
　他にもエレメリアンもツインテールを始め、うなじ、貧乳、巨乳、リボン、ブルマ、男の娘、ナース、性転換、脚、スクール水着、三つ編み、その他物凄く多数の属性を持つとても強力な刺客という名の変態達が出てきます。身体の部分だとそこを観るためだけに技を磨いた者、妄想シリーズだと熱く語ることによって幻が見えたり幻聴が聞こえたりと精神攻撃をしてきます。まさしく男の中の漢！普通にテイルレッドに告白する者も続出する。
　一般人もテイルレッドがいるだけで世界がおかしくなります。テイルレッドが出撃するだけでその場にいる人から妹にされそうとしたり、胸を押し付けたり、お風呂に連れていこうとしたり、キスしようとしたりと。また彼女を讃える特番が組まれたり、ハリウッド映画になったり、アプリやおもちゃが世界的に大ヒットと世界がどんどんテイルレッドたんフィーバーになります。

勿論戦闘も熱い

　ここまで変態の紹介しかしませんでしたが、特撮ですので勿論戦闘もあります。剣に槍に銃といったのを始め、装甲が変化しての武器のパワーアップ。技名を叫びながらの必殺技も素敵です。テイルレッドが情に厚く、礼儀深い良い娘なので敵も正々堂々と戦ってくれます。エレメリアン達にも戦いの美学がありますので反することもしません。敵ながらあっぱれの心意気です。
　また、皆がつけているテイルブレスにも秘密があります。その前に、この怪獣のエレメリアンを倒すと、そいつらの属性のコアを手に入ります。例えば、スク水大好きなエレメリアンを倒すと、スク水属性のコアを手に入ります。そのコアをテイルブレスを通して使うと、その特性を使用することが出来ます（ちなみにスク水の属性は土の中を潜れるようになります）。このように強い敵を倒せば倒すほどパワーアップすることが出来るのです。この核にも相性はあるので、そもそも使えるかどうかもやってみないとわからない節があります。例えば、貧乳神であるテイルブルーが巨乳属性を使えるかどうか言われると、天地がひっくり返っても、神様に使用許可をもらったとしても絶対に使えません。
　他作品でもそうですが、戦闘では力が均等の場合は想いが強いほうが勝ちます。想いを語るには熱く語らないといけません。どんなに日本語として意味わからないことを言いようが、見方から白い目で見られようが好きなものを好きと言い昂ればいいのです。それがエネルギーの源になるのですから。

最後に

　ええっと…Blu-ray借りてみてください。多分レンタルは大丈夫なはずです。自分は放送当時この作品は歴史に残るほど作画崩壊が凄かったです。Blu-ray発売の時には全部修正されていますが、きっと思うに予算が足りなかったと思います。監督の方含めスタッフも特撮ファンだと思うので、敵の声優さんが本家に出演されている方が非常に多くみなさん美声です。出演料とかも考えると予算が苦しかったのかなと思います。それでも断言します。面白いです、大好きです。特撮ファンもそうですが、アニメファン、そしてフェチズムについて思うところがある方は是非とも観てください。すこしでもあなたの属性力を高められるように好きとはっきりと口に言えるようになってくれればと思います。

　あなたにとってのツインテールは何ですか？