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惨劇の物語最期の結末・・・!そして・・・「ひぐらしのなく頃に卒」紹介します

 今回は私的2021年夏アニメランキング2位にさせていただきました「ひぐらしのなく頃に卒」を紹介いたします。

 さて、今回の「卒」は前回の「業」の完全な続きでそれぞれの主題編の解答編+最後の締めという形になります。毎話毎話「業」を観ていたときの「どういうこと?」が毎話毎話「卒」を観て「そういうこと!」と完全に一致していくあの快感は堪りません!「業」の感想はこちらをご覧ください

 そもそも私がアニメをよく観るきっかけの1つとなったのがこの「ひぐらしのなく頃に」シリーズのおかげです。私がnoteで初めて書いたのもひぐらし関連の記事でした。

 先ずは卒の構成から。業の時にも書いておりますが、ひぐらしのなく頃にはこのような構成となります。○○編となっていますがこれは1つ1つが独立しております。

出題編(ひぐらしのなく頃に)は
ひぐらしのなく頃に-鬼隠し編-
ひぐらしのなく頃に-綿流し編-
ひぐらしのなく頃に-祟殺し編-
ひぐらしのなく頃に-暇潰し編-(出題に関する補足)

解答編(ひぐらしのなく頃に解)は
ひぐらしのなく頃に‐目明し編‐(綿流し編の解答)
ひぐらしのなく頃に‐罪滅ぼし編‐(鬼隠し編の解答)
ひぐらしのなく頃に‐皆殺し編‐(祟殺し編の解答)
ひぐらしのなく頃に‐祭囃し編‐(総括)

新シリーズの出題編(ひぐらしのなく頃に業)
ひぐらしのなく頃に-鬼騙し編-:鬼隠し編が改変された物語。
ひぐらしのなく頃に-綿騙し編-:綿流し編が改変された物語。
ひぐらしのなく頃に-祟騙し編-:祟殺し編と皆殺し編が改変された物語。
ひぐらしのなく頃に-猫騙し編-:祟騙し編の続編。
ひぐらしのなく頃に-郷壊し編-:新作。これまでの経緯が分かる。

新シリーズの解答編(ひぐらしのなく頃に卒)
ひぐらしのなく頃に-鬼明し編-:鬼騙し編の解答
ひぐらしのなく頃に-綿明し編-:綿騙し編の解答
ひぐらしのなく頃に-祟明し編-:祟騙し・猫騙し編の解答
ひぐらしのなく頃に-神楽し編-:前回の郷壊し編の最終回の続き

 テレビシリーズだけで並べると以上のような関係性の話しになります。まさか前回(業)の郷壊し編最終回で「ここで終わりかよ!!」から今回の卒が始まる時にはその続きからと思ったら、まさかの郷壊し編に至るまでにあった他の編の裏(解答)から見せられるということで最後の最後まで焦らしてくれました。簡単に言うと「業」は主人公視点から「卒」は黒幕視点から同じものを見せてくれます。そして無印の場面も少し関わっている部分もあるので実はこうだったんだと改めて気づく部分もありました。

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全体的な感想(なるべくネタバレしないで)

 とにもかくにも先ずはこの「ひぐらしのなく頃に」シリーズが終わった(解放送)と思った後も「ひぐらしのなく頃に(全4話)」「ひぐらしのなく頃に(全4話)」と続いてこれも遂に終わって数年後、またこうしてひぐらしシリーズを、しかも自分らが知っている最初の頃の内容をリメイクし十数年前と同じくどういうことなのか考えさせられて、暫く(それこそひぐらしがなき始める頃まで)待たせられ、業にも記載しておりましたが考察ページをいろいろ見て皆の考えなどを楽しみ、1つ1つの謎が解き明かしていくのは気持ち良かったです。そうなると放送した2020年の秋から約1年間はひぐらしに付いていた感じでしたね。
 上記にも書きましたが今回の卒は無印の内容の補足もしております。例えば圭一がその日は両親不在なのだが誰にも言っていないのに何故かそれを知っているレナ。今まではレナが言っているから視聴者も知るだけでしたが、レナがどういう経緯で知ったのかを映像付きでしれるようになりました。大石も祟殺し編で一番真相に近づいていたのも卒の祟明し編で大石が発症したせい(おかげ?)でもうほうぼほぼ真相までどういう思考でそこまでたどり着いたのかもわかって大石さんすげ~となりましたね(刑事としては0点だと思いますが)。それ以外にもいろいろと補足されているのですが、補足も入れつつ新しい内容として作り変えているのは本当にスゲーと思いましたよ。
 今まで人間味が最低と思っていた人物たちも株が上がったり、むしろ逆に株が下がった人物がいたり結局皆良い人間部分が多く出ているし全員嫌いになれない。残念だったのは北条悟史が1回もスポットライトが当たらなく出番がなかったことです。まぁ今回の物語の結末状出てきたら成立もしなさそうでしたが…。他にも葛西や小此木なども全く出番がなかったも残念かなと・・・。羽入・・・。

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 そして最後の2人の対決なのですが、これは1回目観た人はおそらく全員「??????????」のオンパレードだったと思いますよ…本当にいつの間にかドラゴンボールを観ていて概念が壊れていきました。こればっかりは魅音の「あるぇ〜?(・3・)」をお借りしました。全くもって納得いかないからネットでいろいろ検索したら「嘘やろ…」と思ってしまいました。

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この物語は終わり・・・?それともただの・・・?(ネタバレあり)

 ここからは完全にネタバレ入りの考察ページの検索した内容入りなのですが、改めて「卒」終了後に先ずあの「フレデリカ・ベルンカステル」(ひぐらし原作では必ずこの名前の謎の詩が登場しているので)これも「業・卒」で出てきたっけな~?見落としていたか?と軽い気持ちで探していたら面白い事が書かれてましたよ。次作のうみねこのなく頃に(一応うみねこは原作全てリアルタイム(10年以上も前)でプレイ済み)に登場する奇跡の魔女「フレデリカ・ベルンカステル」に対する絶対の魔女「ラムダデルタ」も一緒に考察されておりました。ラムダデルタはフレデリカに対して憎愛が強すぎる魔女です。殺したいほど愛おしい感情をずっとぶつけてきております。その中で今まではフレデリカ古手梨花と同一であろう。そしてラムダデルタは名前と容姿からしてひぐらしの鷹野三四がモチーフと今まで考えていたのに、ラムダデルタが沙都子説が有力となっております。先程も書きましたがラムダデルタはベルンカステルにぞっこんです。一緒にいたいから永遠にゲームを終わらせないのを繰り返す立場でうみねこでも困った魔女でした。そして今回の沙都子の行動。大好きな梨花と一緒にいたため、誰もが思いもしない方法で梨花を追いつめ殺しリセットを繰り返す。あるぇ〜?(・3・)もうそこからラムダデルタの言動を忘れているのでラムダデルタを検索しぱなっしでした。ラムダデルタは絶対の魔女。沙都子の絶対という発言。フレデリカの奇跡の魔女奇跡という言葉を使い続ける梨花。(PS3のうみねこではフレデリカ・ベルンカステルは「ラムダデルタに囚われた世界の頃にそっくり」発言とかめっちゃ今回のひぐらしの話ししてるじゃん)そう考えると、最後のあの意味不明な対決もこの論点から行くと全て辻褄があって意味不明な戦いから意味わかる戦いに変化しました。今回はラムダデルタとフレデリカ・ベルンカステルがそれぞれ魔女化になるまでの過程の話しと。そうすると沙都子VS沙都子の時も説明が付き、惨劇を回避した古出梨花が繰り返す能力しての魂が本体から分裂し分裂した後にラムダデルタに囚われたのが今回の業・卒と。ただしあくまでこれは考察の中なので、まだまだ鷹野説も色濃ゆくあるので真実はどうなのかは分かりません。そしてエウアという謎の人物につていも今後どう解釈されるのか。考察はされておりますが、まだまだ私自身も素直に首を縦に振れないです。
 取り敢えずうみねこのアニメあく続きしろ!

最後に

 ちょっと話がずれましたがひぐらしのなく頃にとしては一旦これで閉幕となりそうです。個人的には名言を言わなく、くそーと思う所もあれば、鬼騙しでは圭一の遺書もなく、(鬼隠し編の遺書の中の『どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです』の中抜き部分は結局誰が?どういうというのも)まだ完全に全ての謎が分かったわけではない部分もあります。
 上のネタバレ部分の内容は知らなくても全く問題ありません。考察部分も知っていたら考察の幅が広がる程度です。全員が同じゴールを目指しているのに家柄やトラウマやら人間関係やらこんなに複雑怪奇に交差しているのも凄い作品だと改めて思いました。また部活メンバーが観れた。それだけで私はとても嬉しかったです。
 なく頃にシリーズもひぐらしのなく頃にとは別にうみねこのなく頃に・キコニアのなく頃にとシリーズは続いていきます。1つ1つが直接的な関与がないので必ずひぐらしを履修しないといけないとは限りませんが、可能であれば是非ともなく頃にシリーズの第一作「ひぐらしのなく頃に」を観てください。それでは長くなりましたがこれで終了です。次回もまた「何かがなく頃に」お会いしましょう。


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