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アウトドアテロ、飯テロ、癒しテロの3冠テロアニメ「ゆるキャン△」紹介します

 

 元々旅行などは好きなのですが、コロナで旅行する機会が減りゆるキャン△観てどこかに出かけるってやっぱりいいなと再確認させてくれました。今回は私的2021年冬アニメランキング2位にさせていただきました超アウトドア系の王道であるゆるキャン△紹介します。21年冬放送は2期となりますので、先ずは1期のアニメからゆる~く観てみてください。

 先ずはイントロダクション。1期2期、および1期と2期の間に放送されたショートアニメ「へやきゃん△」の公式ホームページからそれぞれのイントロダクションを載せます。

1期

これは、ある冬の日の物語。
静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。
冷えた身体を温めるために焚き火にあたる2人。
ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。
焚き火を囲み、カレーめんをすすりながら会話するなでしことリン。
やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。
「見えた……ふじさん……」
なでしことリン、2人の出会いから始まるアウトドア系ガールズストーリー。

へやきゃん△

野クル、旅に出る!
野外活動サークル、略して野クル。部員はたったの3人。
山梨県の片隅に校舎を構える本栖高校、さらにその隅にある部室棟の、「うなぎのねどこ」みたいな一角を部室として使用するゆるーいアウトドアサークル。
今日も今日とて各務原なでしこが狭い部室で暇を潰していたところ、大垣千明と犬山あおいが突然「今から旅に出るぞ!」と告げる。
おろおろするなでしこを連れ回し、野クルメンバーたちが山梨中を東奔西走。
各地の名物を味わい尽くして繰り広げる女子高生の珍道中、旅のゴールはどこだ!?

2期

これも、ある冬の日の物語。
山梨の女子高校生である志摩リンは、愛車の原付に乗って一路浜名湖を目指していた。大晦日に始めた、久しぶりのソロキャンプ。山梨を出発して静岡県は磐田へ。
年越しを磐田で迎えて、今日はその三日目。
かなり距離の長い運転だが、なんだか楽しい。そんな折、立ち寄った海辺でふと思うリン。
「やっぱり、一人のキャンプも好きだ私」
一方、そんなリンの思いを知ったなでしこにも、新しい気持ちが芽生えていた。みんなとのキャンプは大好き。ご飯を作って、喜んでもらうのも、嬉しい。だけれど。
「私もリンちゃんみたいに、ソロキャンプやってみたいな」
なでしことリン、二人の出逢いから始まったアウトドア系ガールズストーリーの第二幕がいま、上がる。

 1期の放送が2018年の1月~、2020年1月からはショートアニメ(1話約3分弱)「へやキャン△」も放送されております。そして今回の2期が2021年1月~と1期からは丸々3年ぶりに放送されました。
 1期はソロキャンとグループキャンプでお話しが進みお互いの結果報告しあい、最後のクリスマスは皆でキャンプ。2期はなでしこがグループキャンプもそうだけどリンがしているソロキャンも体験したくてチャレンジしたり、全員で静岡まで遠出したりと最初から最後までずーっとキャンプします。

ゆるキャン△の魅力

 ゆるキャン△を一言で紹介するならば、女子高生がキャンプをするアニメ。ただただそれだけなのです。「身に丈に合った範囲で各々がキャンプを楽しむ」という内容です。1期の1話では冬ごろにソロキャンプしていたリンと山梨に引越ししてきたなでしこがひょんなことから出会い、なでしこがリンにカップ〇ードルカレー麺を食べさせてもらったところから出会います。最近キャンプブームとしてテレビでも沢山のキャンプ道具等を紹介する番組が増えておりますが、ヒロシです。さんに続いて女性でもキャンプを楽しむるというブームの立役者としてゆるキャン△はあるのではないでしょうか。

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 ゆるキャン△は主にキャンプのシーズンが終わった冬のシーズンだけにソロキャンプをおこなうリンと学校の部活で所謂グループキャンプする野外活動サークル、通称「野クル」のメンバー(なでしこ、千明、あおい)と、帰宅部でリンの友人の恵那、野クルの顧問の先生である美波先生。主にこのメンバーが中心となってキャンプが進んでいきます。
 このアニメはキャンプをすることは勿論、キャンプする前後まで非常に丁寧に描かれております。どういう経緯で、キャンプ時には何をするのか、必要な道具をどう準備るすのか。それこそ1つ1つの心情の描写も物凄く丁寧にゆ~っくりと描かれております。そしてゆるきゃん△に出てくる人物たちは全てその行動を肯定します。家族の人もやりたいことにこれダメ、それはダメとは言わなく、しても良いけどこれには気を付けてと背中を押して送り出したりします。なでしこを始め野クルメンバーも積極的にソロキャンしたリンにキャンプした感想を聞いたり、写真送ってもらったり楽しいのお裾分けもしてもらい、そんなリンをサポートしたりもします。他に出てくる大人の方々も人情に溢れていて、努力する彼女たちに少しだけサポートしたりお裾分けしたり手助けしたりといろんな優しいが詰まっている世界観になります。キャンプでの体験を通してこれまでの自分にはない考え方を目の当たりしたり、改めて自分が何が好きなのかを再確認できたりと、彼女たちもゆっくり、しかし1歩ずつ成長していきます。こんな優しい世界であれば戦争はおきないと思います。

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 そして、食事シーン。飯テロの首謀者であるなでしこと参謀役のリン。この2人の食べっぷりは観ていて気持ちが良いものです。実際にゆるきゃん△は原作者も漫画を描くために実際にキャンプ場に何回も通っておりますし、アニメ制作陣のスタッフも何回も何回もキャラクターと同じ場所に訪問し彼女たちと同じモノを作り食べて制作しております。だからこそ超リアリティがあり、滅茶苦茶うまそうなモノをとても幸せそうに食べるのがなんとも憎たらしいことやら。友人とは良くゆるきゃん△で出てきたあれ食いたいと良く話題になります。

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 そして大人の嗜みの一つであるお酒。野クルの顧問の美波先生はお酒が超超超超大好き。野クルのメンバーが作ったものをお酒の肴をしながら地酒をグビっとこれまた美味そうに飲むのは反則です。声優さんの演技も完璧すぎて「私の半分はお酒ででいている」と豪語しいろんな伝説をもつ御前様です。

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 更に更にゆるきゃん△は幸せそうなほっこり顔が多く表現されます。食事をとっている時、寒い中暖を取れた時などこの顔を見るだけでも癒されます。

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最後に

 実際にゆるきゃん△は観る人にとって感じ方が多々あり、それこそ人それぞれだと思います。それだけいろんなモノが凝縮されている作品だと思います。ただただ可愛い、癒し、BGM、丁寧な心情、彼女たちの人間としての成長物語、アウトドアの魅力などなどあると思います。特にこの女子高生たちは名言を普通に言うのでその一言一言に視聴者も考えさせられます。違ったとしてもそれぞれに魅力があると思うので強要せず肯定しあえると思います。アニメだけには留まらず、ドラマも2期まで放送され、アニメは22年に劇場版も決定してまだまだ彼女たちのキャンプ模様を覗ける幸せさを噛みしめていきましょう。コロナ禍ですので堂々と外に出れなく辛い時期ではありますが、その分アウトドア系のゆるキャン△観て我慢しましょう。

ちなみにおまけで知っている方も多いと思いますが、このシ—ン

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本来は架空のURLですが、海外ファンの方がドメインを取得してファンサイト(ファンページ)として立ち上げております。リンクを貼りつけておりますのでそちらも覗いてみてください。



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