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更にもう1度、君とつながる物語。テレビアニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2」紹介します

 今回は私的2022年冬アニメランキング5位とさせていただきましたプリンセスコネクト!Re:Dive Season2(通称:プリコネ)の2期を紹介します。

 ランキングのほうにも記載しましたが、1期と変わらずの心温まる日常話に中盤からはアプリ本編とは変わらない重い話がきます。本編を知っているからこそ、このアニメがいかに丁寧にファンが喜ぶこういうのが観たかったをあらわされております。是非とも観てほしい作品の1つとなります。ちなみに1期は以下の記事に記載しております。

先ずは2期のイントロダクションの紹介です。

紡いだ絆に思いを乗せて、ユウキたちの冒険が再び始まる。
その出会いは突然だった。
意気投合した彼らはあるギルドを結成する―――その名は【美食殿】。
美食の探求を目的とした彼らは愉快な仲間たちと友情を深め、美味しいご飯を食べ、
そしてときにはちょっぴり危険な冒険に身を投じ、せわしくも穏やかな日々を送っていた。
ところが、胸に秘めた思いはやがて交錯し、彼らはかつてない困難に巻き込まれていく・・・。

プリンセスコネクト!Re:Dive HP


1話は美食殿のみんなの日常話、2話からは1期の頃に出会ったメンバー+1期では出ていない個性豊かなメンバーとの会合を通してそれぞれの絆を紡いで一緒に魔物討伐なども行います。みんなと冒険を通して絆を紡いで射る中で平和そのものだったのですが、日常のなかでも少しずつ少しずつ世界が破滅へと進んでいきます。
 その中でもペコリーヌが実はランドソルの本当の王女様であることをどのタイミングで打ち明けるのか悩み、もし打ち明けるとみんなから嫌われてしまい旅から帰ってきたのに宮廷の人、両親と同じく自分のことを全員忘れてしまうのではないかと不安になり、折角みつけた新しい居場所を一瞬にして無くすのではないかという弱さと葛藤し、

自分の前の居場所を見つめるぺコリーヌ
出会ったみんなと美味しいご飯を食べ秘密を打ち明ける覚悟を決めたぺコリーヌ

 キャルはぺコリーヌから本当の王女の名前と居場所と権威を奪った張本人覇瞳皇帝(カイザーインサイト)のスパイとして美食殿に潜り込んだものの美食殿の温かさに心打たれ監視対象であるぺコリーヌとユウキのピンチにも力を貸して覇瞳皇帝がおこなうことを間接的に邪魔する結果をしてしまい、尊敬と憧れと畏敬を抱いている覇瞳皇帝に仕えている自分とバカで暖かい連中の美食殿と過ごす自分、どっちの自分が本当の自分なのか常に葛藤し、

美食殿のメンバーが暴走して魔物肉や虫料理を食べることを他ギルドに強要するキャル
憧れの覇瞳皇帝と一緒にキャルが育てたお米で作ったおにぎりを食べる


 主人公のユウキは多くの危険と遭遇することで自分の力の秘密と忘れていた記憶が徐々に思い出していき、前回の週で仲間と覇瞳皇帝に挑んだ際に負けて記憶も仲間との絆も無くしたことを断片的に頭をよぎる様になります。自分がもっと強くなれば誰も傷つくことなくなることを目指しながら絆を紡いでいきます。

また”次”頑張ろうと言われるユウキ
ドSとしての片鱗を見せている姿

戦闘シーンに力を入れている

 プリコネのストーリーは勿論良いのですが今回は戦闘シーンもものすごく力を入れております。カメラワークが360度動いたり、一つ一つの動作も皆が着ている服のなびく細かい動作にエフェクトすべてが細かく演出されております。世間でも映画並みのクオリティでの戦闘シーンが多いと話題にもなりました。シリアスな場面での戦闘シーンも仲間に勇気づけられたりと王道な展開でお涙頂戴もあります。この戦闘シーンも魅力の一つなので是非とも観られてください。

アプリ勢が観たいシーン(ギャグ・シーン)も

初めにも書きましたが、プリコネのストーリーはめちゃくちゃ重いです。だから普段の日常話を観ると「そうこれが観たいんだ」と尊い話もでます。特にぺコリーヌとキャルの絡みというと本当に涙が出るくらい凄いのです。とにかく凄いのです。ぺコリーヌはみんなから自分の記憶を失くしてほしくないためにスキンシップが激しく、キャルは尊敬する陛下の敵として表だけの関係で決して仲良くなってはいけない。でもぺコリーヌのスキンシップに嫌がりつつも内心は嬉しいキャル。この2人の微妙な関係でもキャッキャウフフと笑いあうのはなんと素晴らしいことか。このまま2人とも幸せになってほしい、それだけです。

ケガしたキャルを無理やりおんぶして駆け巡る
ぺコリーヌが妹、キャルが姉、コッコロが母、ユウキが末っ子と2人で話して笑いあう姿(尊死)

そしてギャグ要素も。プリコネではキャル虐(キャルギャク)というのが有名です。キャルは原作アプリはもちろん、CM他作品とのコラボ先、全てで不憫な目にあいます。よく涙目になるのですが、その姿はアニメでも表現されております。まるで実家のような安心感でいいぞもっとやれとなります。
それこそ、猫舌なのにぺコリーヌに熱々のものを食べさせられたり、後方魔法使いなのに囮となって全力で逃げたり、無理やり拘束されたりとギャク的な要素もあれば自分の力で大好きな美食殿のみんなを傷つけたり、覇瞳皇帝に無理やり従わせられ市民に攻撃をしたりとギャグからシリアスまでいろんなシーンでキャルは虐められます。それでもアニメはまだ優しいほうで原作アプリはもっと酷いので、よく公式が最大のキャル虐と言われます。

そしてプリコネには他にもペコ虐とコロ虐というのも存在します。しかし、ぺコリーヌとコッコロの公式のいじめ(過去の出来事やイベントの出来事)は洒落にならいほど超重く(キャルも重いのですが)、「いや、もう本当に勘弁してあげて。代わりにキャル虐めていいから」と全員が思います。それこそアニメではぺコリーヌが自分の記憶が消されたときのことで本気で泣いたり、決意を固めていざ1歩踏み出したら遅かったりと、ペコ虐めを許すなとファンの間でも声が大きいです。

最後に

 以上でプリンセスコネクト!Re:Dive Season2の紹介をさせていただきました。ギャグあり、戦闘あり、シリアスあり、美食を求めている彼らの日常を垣間見ていてはいかがでしょうか。アプリを知らない人でもアプリも知っている人も楽しめる作品なのは間違いなしです。



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