【第四回】QC検定&統計検定 同時並行のすゝめ (専門統計調査士)
こんにちは、今回は専門統計調査士について書いていきたいと思います。
専門統計調査士は、どちらかというと社会調査の色が強い試験です。難易度的には統計検定2級に知識問題が追加されたような感じですかね。
受験を決めた経緯としては、下記の三点があげられます。
①質的データを用いた統計手法が使われる
②データのとり方について体系的な理解が問われる
③身近な社会調査を題材に、統計手法の応用方法が学べる
問題としては文章の選択がほとんどですが、数式を理解した(覚えた)上で、考える必要があるので、体系的な理解が必要になるかと思います。
受験はCBTを選択しました。
問題数:約40問
試験時間:90分
合格基準65%以上
勉強はもちろん過去問を主軸に行いました。
日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集[2017〜2019年] | 日本統計学会 |本 | 通販 | Amazon
また、参考書として、下記の二冊をBOOK OFFで調達しました。
前者は数式を用いた解説が充実しています。後者は社会調査についての手順についての解説が充実しています。
社会調査がどのように行われるのか、へー--と思うようなことも書いていましたので、意外と面白かったです。
社会調査法入門 (有斐閣ブックス) | 盛山 和夫 |本 | 通販 | Amazon
勉強期間としては、合わせて40時間ほどでしょうか。通勤時間を利用してコソコソと勉強していました。
結構「知らないよー」って問題もあるので、統計省のHPから調査結果を読み込むのも勉強になります!あと単純に面白い!!
あ、あと名前に調査士とついていますが、独占業務があるわけではありません。認知度も低いので、アピール力は低めにはなってしまいますね。社会調査などにかかわる方々の評価も聞いてみたいですね。ちなみに社会調査士とは全く別なので、お気を付けください。
そんな感じで勉強して、結果はぎりぎりの67点、、、、、もっと点数取れよって話ですが、まあ合格は合格です、、、
専門統計調査士の資格取得を通して、主成分分析や、多段抽出、ネイマン配分法など、統計検定準一級に出てくる手法の一部に触れることができましたので、そこは有益だったかな、と。統計検定2級を取ったら準1級に取り掛かるのが最短かとは思いますが、勉強のマイルストーンとして2級と準1級の間に置くのもよい資格ではないかな、と思っています。
まあそんなところで、準1級を取る前の羽休めとして、ぜひ、取得をしてはいかがでしょうか。
次回は、立ちはだかる敵、統計検定準1級の感想と勉強方法について書いていきたいと思います。。。。。
それでは、また、、、、