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季節の変わり目の買い物はご用心
こんにちは、komakiです。
まだまだ、残暑も厳しいですがたまに秋の風が吹くようになりました。
私は暑がりの寒がりなので、「今日は羽織がいるかな?」
などと、寒さに対して“必要以上に用心“する季節がやってきます。
そこで、今回は自分への戒めのような記事になると思いますが、
私は、自覚している「悪い癖」があります。
季節の変わり目に『次の季節のための買い物』をしがち
つまりこうゆうことです。
夏の終わりから秋口にかけてだんだん涼しくなる
→冬に向けてインナーや部屋着などを揃えたくなる
これは春も然りです。
大体、春と秋に《次の季節(夏や冬)》の買い物をしがちなのです。
こんな私ですが、これは毎回失敗する事を知っています。
知ってはいるのにやりがち・・・。
今回は、《季節モノの先取り》について用心したい事をお話しします。
◆《季節モノの先取り》の心理
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今思い返してみると、私が
「悩みを解決すべく最良のものを見つけようと」ネットで調べまくり、
ものを購入するのは大体『春と秋』だ
という事に気がついたのは一年前の今頃です。
(意外と最近・・・)
薄々は気づいていたことではあるが、
明確に「悪い癖」だったんだと認識したのは、昨年の春の事。
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夏のインナー事情に悩んだ私は
「ヨガウェアをブラトップとして着れば、見た目もゴムの痒さも解消される」と思い、4枚くらいまとめ買いしました。
が、ヨガウェアはヨガウェア。下着として使えなくもないが、色が合わなかったり、胸の補正がなかったりと普段使いには向かないと夏になってから気がつきました。
先に想像だけで悩んで解決して、満足していた私にはとてもショックな出来事でしたが、これはいつも繰り返されている事だと気づかされました。
しかも、<3枚購入したら1枚付いてくる=計4枚>というお得感にもやられてしまった!!!(きっぱり運動用として活躍はしてくれましたが)
結局、夏の終わりにはそのヨガウェアを普段使いすることは出来なかったと思い知らされました
これは、夏の装いがなんたるかを想像だけで賄ってしまった結果だと思います。
◆恐怖心が《季節モノの先取り》を助長する
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《まとめ買い》や《先取り買い》の根本の条件は同じなんだと思います。
恐怖心があるから安心感を買う
〇〇だったらどうしよう
〇〇だった時のため
〇〇になった時に使えるから
「今年はノースリーブを着たいから透けないインナーが欲しい」
「今年の冬は寒くなりそうだから外に長時いても平気なあったかいインナーを買おう」
などなど、想像だけで恐怖し先手を打つがごとく調べ上げ買う。買う。
そうなった時が怖いから、だと思うんです。
しかし、どうなるかなんて分からないし、夏も冬のもう何回も繰り返してきているので、あるものですごうそうと思えば過ごせるはずです。
●なぜ、恐怖心が生まれるか?
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例えば、私の場合はこんなことを考えて
『秋になると購入の準備を始めてしまいます』
年始に初詣に行ったとします。
寒さもかなり厳しく、風も強い1月。
初詣は近場に行ったとしても、お参りするまでには随分と時間がかかることでしょう。
そうなると、随分長い時間外にいることになります。
そこでの寒さが尋常でなく、背中に風は入るし、足先の氷のように冷たく感覚がない。
「寒さに震えた」という記憶だけが、色濃く残ってしまったら
「来年はもっと暖かい格好で初詣に行こう」
と思います。。
この、『寒かった記憶』だけが残り
秋のうちに「初詣対策」を考えてしまいます。
■見直すべき点
ただ、ここが危険なところです。
真冬の外出のために防寒着を買うこと自体はいいのですが、
「普段使いできますか?」
「初詣ほどの長い外出を真冬にしょっちゅうしますか?」
↓
↓
↓
私は真冬にそこまでの外出はしません。
長い外出は冬のうち4.5回程度であるとしたら
→わざわざ登山ばりの分厚い防寒着は必要ない
(重ね着で対応可能)
→カイロでどうにか回避できるのかも
(背中や足につけておくとかなり違う)
こんな感じで、数日程度ならどうにか回避できるものです。
<気負って準備した初詣の失敗>
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前年の初詣の『寒かった記憶』のせいで《先取り買い》をした結果、
ものすごい分厚い靴下を購入し、しかもその下にもう一枚靴下を履いて、トップスを4.5枚重ね着して、いざ初詣へ!!
・分厚い靴下のせいで靴がキツくなり、靴づれと鬱血
・トップスの着すぎで動きづらく、腕もパンパン
・何枚も着ているのに結局寒い
散々な結果に終わった、この年の初詣。
翌年はこんな思いをすまいと《先取り買い》をせず、
考え方を変えることにしました。
何よりも、想像の寒さと、実際の体感は違います。
早いうちから準備する必要があるかどうかをしっかりと見極める必要がありますよね。
・足元対策は「使用のカイロ」
・重ね着は、空間を意識した方が空気の層が出来て体の熱であったまるので3枚くらいの重ね着にした。
気負わずこれくらいの感じで大丈夫でした。
何より、重ね着の空気の層を意識すれば、寒ければ歩けばだいぶ温まります。
散歩です。私は、春夏秋冬にかかわらず散歩をします。
寒い時は何駅分も歩いて体を温めることはします。
大体、1時間から2時間くらいでしょうか?もっと歩くときもあります。
これでいうと、長時間の外出、してますね、、、、!?笑
ちなみに、真夏もそこまで長時間外にいることは数日くらいしかありません。
(でも散歩はよくします。)
◆自分の『想像』力に自信が持てますか?
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こんな風に、『〇〇だった記憶』のせいで《先取り買い》をしてしまいがちですが、先回りして行動すること自体は否定しません。
ですが、『想像』って、どこまでも先に行ってしまうものです。
例えば
・春にお花見をするかもしれないから、オシャレな水筒を買おう!
・夏に海に行った時のために、海でも使える帽子を買おう!!
・秋には登山をするかもしれないから、今のうちにウェアを買おう!
・冬に温泉に行きたいから、旅行バッグを買おう!
このように、お出かけやイベントの予定を考えるのは楽しいですよね。
その楽しさでテンションが上がったまま、《先取り買い》に走っていませんか?
そもそも、「〇〇かもしれないから」でモノを購入しておくのは危険ですね。
・何人でお花見に行くのか?
・そもそも海に行く予定はあるのか?
・どの程度の登山を想定しているのか?
・今、旅行バッグは持っていないのか?
こんな根本的な事さえ、盲目になってしまうのが《先取り買い》
こういうタイプの人は意識しないとどんどん荷物が多くなってしまう方が多いのではないかと思います。
(私がそうです。でも、荷物が多いのが大っ嫌いです、、、)
●想像した通りにはならない可能性がある
私の性質上、気を張っていないとあれやこれやと準備してしまう傾向にあります。
おそらく不測の事態への『不安』や『記憶』に掻き立てられた『恐怖心』によって事前準備を念入りにしてしまうんだと思います。
しかし、そうなると無駄が多いんです。
アレもいるかもと思い、使わない荷物も増えるし、時間も使います。
そうなった時に自分の想像力のなさを痛感します。
「想像力が豊かだから事前に準備する」と思いがちですが
「使わなければ、その想像は空前のもの」となります。
私は、荷物が多いのも、使用頻度が少ないモノを持つのも苦手です。
な、なのに《先取り買い》でしっかりと明確な想像が出来ていないと無駄なモノを買ってしまう可能性が増してしまいます
『恐怖心』と『記憶』よって、本来必要な本質を見失いがちになります。
(これは自分に言い聞かせています)
「必要かも」と思うとキリがないですし、そう思っても実際は「使わなかった」オチになることも多いので、衝動を抑える努力が必要ですね。
確かに「これがあってよかった」と思えるときは自分を誇りに思ってしまいますが、ちょっとの工夫でそれが回避できたときにより「自分を誇りに思う」なんて体験をしてしまった私は、“買い物“の仕方や考え方を変えざるを得ませんでした。
工夫しながら生活する
これがかなり楽しくて、必要なものを選ぶ時に
「工夫すればこれは買わなくていいな」
と思って買わずに済むこともある。
『記憶』や『想像』が産む『不安感』に打ち勝った瞬間です!!
何よりも、ものが増えると考えることも増えるし使わなければいけないものが多ければそれだけ動作も増え、落ち着かなくなると私は思うので。
まとめ
⑴「〇〇かもしれない買い」に注意
⑵「想像」しすぎない事
⑶ 本当に「必要になってから」買う
⑷「工夫」すれば解決することもある
これらをしっかりと理解していないと、すぐに検索してリサーチして買い物に走ってしまうのは私だけではないと思います。
季節の変わり目は、新しい季節への期待感や高揚感でお財布がゆるみがちですが、
《先取り買い》よりも「今必要なのか」を考えて買い物を楽しむ
このほうが、うまくいった経験が多いと私自身が実感しています。
《ムダ買い》ではなく「買ってよかた!」を一緒に増やしていきましょう!