入社2年目の大暴走 ~新人に「報告・連絡・相談」なんていらないって思っちゃった話~
当社は2018年に第2回ジャパンSDGsアワード(外務大臣賞)を受賞したのですが、そのきっかけは入社2年目の社員が周りの誰にも相談せずに、勝手に応募したことでした。
つまり、新人社員が勝手に応募し、名誉ある賞を受賞してしまったのです。
これってどう思いますか?
さらに、その時にこの賞がどれほど凄いことかを、経営陣も含めて分かっていなかったのです。
しかし、次の写真でその疑問は一掃されました。
普段新入社員には「報告・連絡・相談は新人の義務である」なんて人事部長は言っていますが、こんな結果がついてきてしまえば、そんな事は関係なくなってしまうかもしれません。
だいぶ前の話になりますが、サッカーのカズ選手が「ドリブルでの過剰なチャレンジ」を批判された時に「全員抜いてしまえば、その批判は賞賛に変わる」と話していたことを思い出しました。
では、勝手に応募した社員はどんな人物なのでしょうか?
名前は、宮川裕基。
彼は、地球の未来を考え、大学院でロボットについて研究していました。
そして、東ティモールにロボットの可能性があるのかを確かめに行くと、そこには彼が想像した世界とは違う現実がありました。
つまり、この地で求められていることはロボットではないと感じたのです。
そこで「リサイクル」や「サスティナブル」というキーワードに興味を持ち、当社に入社してくれました。
当社は中古自動車部品を販売して収益をあげることがゴールではなく、各国で自動車のリサイクルができるような仕組みをつくり、車の「あとしまつ」を通して地球環境に貢献することが最終ゴールです。
そんな彼は現在、インドで大活躍しています。
2022年からインドで本格稼働した自動車リサイクル工場を運営する合弁会社で、プロジェクトマネージャーとして日々奮闘してくれています。
彼の夢は「いつか東ティモールでビジネスをしたい」というものです。
こんなぶれない野心とエネルギーを持った社員が、異国の地で活躍してくれていることが、当社の誇りの1つでもあります。
詳しい人物の紹介は、こちらをご覧ください。
会宝産業先輩社員インタビュー
さらに大学生に耳寄りな情報です!!
当社では海外で働く社員が2名(1名はここでご紹介した宮川です)いますが、その彼らと直接話せる「会社説明会」を開催いたします。
詳しい日程とお申し込み方法はリクナビ2025をご覧ください。