【健康経営】味噌づくり体験 ~おいしいと感じる5つの感覚~
先日、当社の健康経営チームのメンバーで、味噌を作りました。とはいっても、自分たちでだけではつくれないので、当社の食堂で使用しているお味噌をつくってくださっている、富山県南砺市にあるお米農家さんに教えていただきました。
そもそも今回私たちが味噌づくりを行ったかというと、安心で安全な食事をとるためには、野菜や調味料といった食材が、誰の手でどうやってつくられているかを知ることが大切だということを学んだからです。
そこで私たちも当社の農業事業部が育てた大豆から味噌をつくり、自信をもって安全だと言える味噌をみんなに知って食べてもらうことで、社員の健康増進につながってほしいと考え味噌づくりを行いました。
実際に使用した大豆は、当社の農業事業部が育てた大豆だけでは足りなかったのでお米農家さんが有機栽培で育てた大豆も分けていただきました。
味噌づくり自体はいたってシンプル。糀に塩を混ぜ、そこに蒸して、ペースト状にした大豆と水を入れ混ぜていく工程を繰り返していきます。ですが、お米農家さんのようななめらかな手つきで混ぜ合わせていくのはとても難しく感じました。
ある程度の硬さになった味噌を大きな団子の形にして、最後は味噌樽に向かってその団子を思いっきり投げます。空気を抜くためだそうです。
2つの樽がいっぱいになった味噌は、当社の食堂の前でしばらく発酵させます。
7月ごろに1度味見ができるとのことだったので、今から楽しみです!
それともう1つ。この味噌づくりを行いながらでお米農家さんがとても大切なことを教えてくれました。
それは人がおいしいと感じるための5つの感覚です。
1. 目で見ること
2. 音を感じること(咀嚼音)
3. 香り
4. 食感
5. おいしい記憶
言われてみれば、おいしいと感じたり、楽しかったり、ポジティブな記憶が、今の自分の食事をおいしくさせているのだと気づかされました。
子供のころ、お母さんがつくったご飯を家族みんなで食べた記憶、採れたての野菜を畑でそのまま食べた記憶、どれも自分の中にある記憶が今の自分のおいしいに繋がっていたのだと思うと、毎回の食事で自分が何を感じているかを大切にしたくなりますよね。
今回の味噌づくりを通して、安心で安全な食事をつなぐ大切さと、おいしいご飯の記憶の大切さに気付かされました。健康経営チームとして社員みんなに今回つくった味噌を食べてもらうのと同時に、おいしいと感じる5つの感覚も共有したいと思っています。
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