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【きっかけは「アルプスの少女ハイジ」】インドからインターン生を迎えて新しいことに挑戦してみた

会宝産業では、経済産業省が実施している「国際化促進インターンシップ事業」を活用して、インドから一人の女性をインターン生として受け入れました。こちらがそのリナ・クマリ・マハトさん。

このインターンシップ制度は、日本の企業が海外の優秀な人材と交流することで、企業が海外展開等に取り組む体制の強化を促進し、また、日本企業への就業意欲を持つ外国人材に対しては、日本に就業した際の業務のイメージを把握する機会を提供するだけでなく、実際に日本企業への採用・定着に貢献することを目的としています。海外からのインターン生にとっても、日本のビジネス現場で実践的な経験を積みながら新しいスキルを学ぶ貴重な機会となっています。

リナさんは、日本とインドをつなぐ架け橋となることを目指して、10月から2ヶ月弱、会宝産業で研修に励んでいます。会宝産業が環境問題に積極的に取り組む姿勢に魅力を感じ、インターン先として当社を選んでくれました。

ところで、リナさんが日本に関心を向けるようになったきっかけは、ネットでたまたま目についた「アルプスの少女ハイジ」でした。「絵がきれいだな~」と思って何気なく見たところ、その世界観にどっぷりとはまり、やがて興味は日本そのものに拡大。大学で日本の文化や歴史を学ぶようになり、そして日本での仕事を通じてさらに日本について深く理解したいと思うまでになったそうです。もちろん日本語での会話もまったく問題なし。人生を変えるきっかけはどこに転がってるかわからないものです。

さて、リナさんが実際にどんなコトをしているかというと、
・当社ECサイトに掲載する車輌のチェック
・インド合弁会社「Abhishek K Kaiho Recyclers」を通じた新規顧客開拓
・当社が行っているケニア人向け自動車リサイクル研修のサポート
などです。

ケニア向け研修の開講式では、ケニア人研修生の通訳として参加し、異文化間のコミュニケーションを体験しながら、国際的なビジネスの在り方について理解が深まったそうです。

また、全社員が参加する防災訓練にも参加。初めての避難訓練に「備えあれば憂いなし」の精神を実感し、予測のできない自然災害に備える大切さを学んだと話してくれました。

リナさんは、「日本の輸出ビジネスの流れを直接見て学べたことで、自分の成長を強く感じた。インドにおける持続可能なビジネスの成長に貢献していきたい」と、今後の抱負を教えてくれました。

日々の活動を通じて着実にスキルと経験を積み、当社のビジネスの成長にも貢献してくれています。インドからの視点を取り入れることで、会宝産業にとっても新たな発見や成長のきっかけとなり、とても良い刺激を受けています。インターンシップの期間を通じて、日本とインドの懸け橋となるような関係を築けることを期待しています。


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