適応障害の発症、きっかけ、病院へ
とてつもない頭痛に襲われて、なんとか徒歩で家に帰りついた僕は
ただの頭痛だと思うことで自分を落ち着かせ、寝ようとしました。
もちろん、寝ようとしても眠れません。
目をつぶって、とりあえず横になりました。
朝になり、仕事に行く時間になったのですが、
通勤から、仕事、着替えや、スマートフォンの画面を見る事ですら苦痛なほどの頭痛が続きます
なんとか職場に着きました。
これは、すぐに言わないと仕事どころではないと思い、同僚と社長に伝えました。
社長がすぐに病院に行きなさい、と言ってくれたおかげで、とりあえず近くの病院にいきました。
受付にて問診票を記入したところ、事務員の方から医師の先生に伝えられ
医師から「うちでは診察出来ない内容です、大学病院のような大きな病院に言ってください」
と言われました。
どういうこと?
自分では、「ああ、脳の病気になってしまったのか」と思いました。
「もしかして、死ぬのでは?」
とも思いました。
とても仕事を出来る体調ではなかったので、早退させてもらい、
帰りました。
その日が金曜日だった為、
土日に休めば治るかと思いましたが、
土日もよく眠れず、
症状は改善せず、月曜日の朝に半日会社を休み大学病院に行きました。
大学病院で診察してもらったところ、
即答で「適応障害」と言われました。
適応障害?
なんだそれは?
「……」
ひとまず気になったので
私
「先生、脳の病気ではないのですか?」
先生
「ストレス性のもので~~~」
ほっとして、先生の話の内容を聞いても少し抜けて聞いてしまいました。
体調からいって、仕事を続けるのは出来ない状態なので、
初診でしたが
「先生、退職を考えています、仕事を続けた方がよろしいでしょうか?」
先生
「辞めましょう!」
明るいトーンで言われ、少しびっくり
先生のこの一言は、僕の肩の荷をおろしてくれました。
その日に職場に戻り、適応障害を伝え、退職を伝えました。
回りからは、「もったいない」「続けた方がいい」と言われましたが。
この苦しみは、健康な人にはわかりません。
退職を伝えて職場に行かない事が、僕にとっての安心でした