適応障害の発症、きっかけ、職場、頭痛
僕が適応障害になったきっかけは、
職場でした。
仕事は毎日仕事がきつい、とか残業で帰りが夜中になることは全くなく。
朝9時に出勤、19時くらいには仕事を終える事ができ、
収入も平均的なサラリーマンの給与くらい
19時前には退社していて、土日は趣味で旅行や好きなスノーボードに行くような、
かなり楽なサラリーマンだったと思います。
仕事は熱心かつ真面目で、社外からの印象もよく、同僚とも楽しく仕事をしてました。
ある時上司が、僕に「仕事量が大きい」計算業務を依頼しました。
その業務は、毎年その上司が指揮をとっている仕事で、上司はかなり難易度の高い業務と自負してました。
その仕事の指揮を任された初めての年に、
僕は指揮を取り、全ての正しい答えを出すことが出来ました。
これが上司の怒りの導火線だったらしく、
答えを出した計算の計算順序や計算式にクレームをつけてきたんですね。
(答えは合っているのに)
延々とこの叱責が1日4時間以上、数日間続きました
言われていた僕に反省の気持ちは一切生まれず
この会社に今まで時間を使ってしまった事の後悔、
尊敬出来ない人が上司であるという失望、
立場が上司という形だけで言い返せない、どこにもやり場のない怒り、
さまざまな負の感情が入り交じり聞いていました。
僕は、反論する事はせず「何で、僕はこんな人の為に時間を使っていたのだろう。自分の時間やこの職場に費やして、気を使い、利益をあげるようにしてきたのは、何だったんだろう?」
としか思わず。
(今考えると、我慢せずその日に即日退職の意思を伝えればよかった気がします。)
そして、回りの後輩とかに気をつかった為に我慢して大人しくしてましたが、
すぐにでも「下らない。こんな会社辞めます。」と言って辞めてしまえば、適応障害を発症しなかったかもしれないと思うと。
とても後悔をしてしまいます。
退職はその時すぐに心に決めたのですが、
クレームをうけた4日目の帰路で
急に味わった事のない「脳の芯が」締め付けられるような、とてつもない頭痛が襲いました、
生きていてここまでの頭痛にあった事がなく、直感で「ヤバイ!」と感じました。
その日は電車に乗ることができず
電車に1駅乗ったら吐く、1駅、
また1駅乗って降りて、
その後は1駅ずつも電車に乗れずに、
電車が無理で歩いて帰宅しました。
これが適応障害の発生した日です。
それから2年、僕の人生で最悪の体調を引き起こした日でした。