かいスぺ体験記~「祖母の最期の言葉をきっかけに1歩踏み出した」
こんにちは。SPACE(#かいスペ)は”介護”に関心をもった仲間が集うオンラインコミュニティです。
今回の「かいスペ体験記」を書いてくれるのは、みゆきさん。祖母の最期の言葉がきっかけで介護に興味を持つことになりましたが、介護の仕事はしたことがないみゆきさん。異業種なのにいいのかと迷いながらもSPACEに入会した後、どのような変化があったのでしょうか。
高齢者の孤立を救いたい
大好きな祖母との最後の電話で「話し相手がいなくて淋しい」という切ない言葉を聞きました。そのとき何もできなかったという後悔がずっと頭にあり、今の自分でも何かできることはないだろうかと行動を起こし始めた頃に“KAIGO LEADERS “の存在を知りました。そして、オンラインコミュニティのSPACEというものがあるというじゃないですか。
「SPACEに入ってみたい!!」
心の中では即答でした。でもちょっと悩みました。なぜかというと、介護に関心はあるけど介護の仕事をしたことがなく、医療事務×行政書士事務所のアシスタントという全くの異業種だったからです。でも気になって気になって、何度もSPACEの説明を熟読しました。
“介護に関わる専門職から学生や他業種まで、さまざまな立場から”介護”に関心のある仲間が集うオンラインコミュニティ。日常的に介護に関わる仲間とつながりたい人にオススメです”
私でも大丈夫かも!よし、入ってみよう!!と飛び込んだのが2022年2月。
入会してからの日々は一言で「楽しい!」本当にこれにつきます!SPACEの中にはテレビのチャンネルかのように、私の知りたくて見たい世界が待っていたのです。介護の話はもちろんですが、地域とのつながり作りについてみんなで話したり、偶然の会話から生まれたホームレスの高齢化についての座談会というのもありました。
SPACE内でのやりとりはslackを使っているんですが、「⚪︎⚪︎教えて!」という問いかけがあると色んな反応があって、困っている時に手を差し伸べてもらえるとても温かい場所だなと感じています。
入会前に読書会の話を聞いていて、ずっと憧れだった“読書部“に在籍しています。本好きが本のことを思う存分に語れる夢の空間です(笑)他にもゲーム部や子育て部、ダイエット部など色んな部活が存在するのも魅力のひとつだと思います。
そして、かいスペミートという定例会ではさまざまなゲストを呼んでお話しを伺ったり、SPACEメンバーのお仕事紹介をしたりととても興味深い話を聞ける貴重なイベントが毎月あります!初めて参加したかいスペミートは、かいスぺメンバーの むらーの(村野 賢一郎)と、さじまーる(佐治 直)がゲストで『多世代交流がもたらすもの』というテーマでした。このときに聞いた事例に胸を打たれて「多世代交流をするには」ということをずっと模索しています。
地域の居場所を作りたい
祖母が淋しかったように、同じように孤立を抱えている高齢者のことを救いたいと考え始めた頃に栃木にある『えんがお』の濱野さんを知りました。
そこでは地域全員参加型のごちゃまぜのまちづくりをしていて、世代や障害の有無にかかわらずみんなが日常的に自然に関わる空間がそこにはありました。
SPACE入会後に開催されたKAIGO LEADERS FORUMで、実際に濱野さんのお話を聞けて改めて感じたこと、「すべての社会課題はつながりの希薄から生まれる。みんなが色んなつながりを持っていたら社会は変わるのではないだろうか、そんな景色を見てみたい」いつしかそれが居場所づくりの原動力となりました。
自分にはこれから何ができるだろうか
地域の居場所づくりをしたいと思いながら、実際はまだ動けずにいます。想いをカタチにできないもどかしさを感じながら模索していた矢先に、ある情景を思い出すきっかけがありました。
それは、先日かいスペメンバーが住む『ぶんじ寮(安心と冒険が同居する一人ひとりの居場所)』で超高齢社会体験ゲーム「コミュニティコーピング」で遊ぶ会があったときのことです。
私はプレイヤーカードの中から、地域のカフェのマスターを選び、時には悩みを聞いたり専門家につなげるということをしている時、気づきました。
このゲームで体験したような専門家と連携をはかるように地域とのつながりを処方することで問題を解決すること、これはまさにやりたかった地域の居場所のイメージだ!リンクワーカーのような存在として、つながりを通して地域の居場所を作り上げたい。街に出て、みんなの声が聞きたい。
そんな未来をイメージできたのもかいスペでの出逢いのおかげです。
オンラインコミュニティ「SPACE」について
「SPACE」は、“介護”に関心を持った仲間が集うオンラインコミュニティです。組織や地域を越え、前を向く活力が得られる仲間とのつながりや、 自分の視点をアップデートできる新たな情報や学びの機会を通じて、 一人ひとりの一歩を応援できるコミュニティを目指しています。入会できるタイミングは、毎月1日と15日の2回です。詳しくは以下をご覧ください。