職場を離れて介護を見つめなおす場|SPACEメンバーインタビュー③
こんにちは!みなさんラミーチョコレートをご存知でしょうか?
ラムレーズンがガナッシュチョコレートに入ったリッチなチョコなのですが、そのアイスが発売されたんです。3時のおやつに、苦いコーヒーと共に食べるのが最近の楽しみです。
さて、KAIGO LEADERSのオンラインコミュニティ「SPACE」(通称:かいスぺ)では今月も20本を超えるイベントが開催されました。
KAIGO LEADERSの介護オンラインコミュニティ「SPACE」とは?
https://heisei-kaigo-leaders.com/projects/space/
SPACEで楽しめるイベント3選
https://heisei-kaigo-leaders.com/activity/space02
今回は、SPACEのテクノロジー部メンバーである華代さんをご紹介します!落ち着いた素敵な雰囲気を醸し出す華代さんですが、SPACEに入る前は何やらモヤモヤを抱えていたようです。
■プロフィール■
森田華代
訪問介護職員 / サービス提供責任者
家と職場の往復生活のジレンマから、こなすような介護に
私は特別養護老人ホームの介護職をしていましたが、ほぼ家と職場の往復だけで毎日が過ぎてしまっていました。
なかなか職場以外で介護について考えたことを共有したり、相談したりする人もおらず、いつも毎日やっている自分の介護についてゲシュタルト崩壊するように"これでいいのかな…"とモヤモヤが溜まっていくまま、ただただこなすような介護になってしまっていたと思います。
抱え込んでいたモヤモヤが新たな視点を持つチャンスに変化
SPACEで介護に前向きに向き合う姿勢の仲間ができました。モヤモヤに対して自分だけで答えを見つけようとせず、いろんな立場から介護に関心のある人と話すことで見方を更新していけるようになりました。
コロナの影響もあり、オンラインでメンバーが気軽に集まる流れもできています。それぞれの経験(知識)をシェアすることで、自分の施設に持ち帰って改善できるヒントをたくさん得られます。
今わたしにとってSPACEは、自分の職場を一歩離れて、介護を見つめなおす場になっています。
このような居場所を持てたことで、自分を守ることにも繋がりましたし、日々のケアの改善にも繋がっていると思います。
現場の声を反映させたい。介護アプリのUI/UXをオンライン上で検討
テクノロジーでの課題解決に関心のある人たち10名ほどが集まり、介護現場で使うアプリの機能についてzoomで話す機会がありました。介護職員はもちろん、プログラミング学習中の学生さん、IT関連の会社員さんで介護業界への貢献を考えていらっしゃる方、日本語教師さん(生徒さんがプログラミングを学んでいる)など、さまざまな立場の方々がいらっしゃいました。
介護記録などで使うアプリの使用感について「ボタンがもう少し少なければ機械が苦手な年配介護職員でも使えるのに…」「それは現場の状況として、技術者さんに伝えられるように…」などと、アプリを制作する過程で現場の声をたくさん取り入れてもらえるようにしたいと、具体的なところを詰めて話ができました。
なかなか職場では同じような課題意識を持った人がこれだけ集まることはなかったので、新鮮で楽しかったです。
抱え込んでいたモヤモヤが、人とつながることで新たなアイディアや意欲に変化していったのですね。
忙しい毎日でいっぱいいっぱいになってしまったり、仕事で壁にぶつかった時など、気軽に話せて意見交換できる人の存在ってほんとに大きいです。SPACEには同じ仕事に就いてる仲間がたくさんいるので、楽しい気持ちや辛い気持ちをわかってくれたり、新たな視点をくれることがとても多いんです。
介護や福祉の話だけではなく、趣味や部活の話題で盛り上がることも。近々、SPACEの部活にフォーカスした記事もお届けしたいと思います!
次回もお楽しみに~!
これまでのSPACEメンバー紹介はこちら
▼Vol.1 介護未経験の私が感じるコミュニティの価値(桑村美奈子)
https://note.com/kaigospace/n/n10a90f71d2f0
▼Vol.2 行動につながるきっかけがある場所(盛島和宏)
https://note.com/kaigospace/n/nc58485b32aa2
SPACEの入会は毎月2回、10日と25日!
◆介護のオンラインコミュニティ「SPACE」詳細
https://heisei-kaigo-leaders.com/projects/space/