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#自己紹介 はじめまして「かいごのみかた研究室」です
はじめまして。「かいごのみかた研究室」の藤原由佳と申します。
これまで2つの出版社で絵本や雑誌やWEBサイトの企画・制作に携わってきました。教育・子育て・介護の世界を仕事を通じて見てきましたが、あるとき私自身が家族の介護の当事者になりました。それが6年前のことです。
いよいよ実践のときがきた!ということで、一つひとつ検証するような気持ちで母のサポートに取り組んでいます。
いろいろなことがあったこの期間の出来事は、他愛のないことの連続ですが、とても日常的なことであり、母の変化や私の心情の変化がグラデーションのようにわかるものではないかと思い、書き残してみようと思いました。
老後や介護の話は、なかなか気がすすまないものかもしれませんが、知ってみる、行動してみると、徐々にさほど怖くはないものになっていくと思います。堅苦しいお話は抜きににして、気軽に読み進めていただけるように努力したいと思います。どうぞ応援やフォローをいただけますと幸いです。
自己紹介
フリーの編集者です。そこそこ順調な会社員生活を40半ばで卒業し、無職の中年女からの大冒険を始めますが、2年後に母が認知症になりました。認知症初心者の母と私はどちらも都内で一人暮らし。それぞれの人生が自由でその人らしくあるために、同居か施設かという選択肢以外の「その他」を探究し続けています。1泊2日の週1介護は現在7年目。私のキャリアは積み上がるどころか予想外に散らかってきていますが笑、仕事と親のサポート、どちらも持続可能な状況にあります。
「かいごのみかた」研究室の由来
かつてリクルートという会社に勤めていた際に、「かいごのみかた」という名前の情報サービスを立ち上げたことがありました。「介護の味方」と「介護の見方」を掛け合わせた名前で、介護家族の方が必死に積み上げてきたいろいろな素晴らしい知恵や気持ちをみなで共有することをねらいとしたものでした。残念ながらその媒体はその後休刊となり、いつしか私が介護の当事者になりました。その時に得た知見や想いをつなぐ意味で、「かいごのみかた研究室」と名付けさせていただきました。
noteを通じて共有していきたいこと
家族の変化に気づいたとき、不安が襲ってくるかもしれません。でも、何をどうすればよいか想定がつけば安心できると思うのです。母と私のこれまでの出来事を時系列的にご紹介する内容は他愛のないものかもしれませんが、その時の気持ちや行動はどこかでお役にたつのではないかと思います。
ご家族の老後やご自身の老後が気になり出した方や、現在私と同じようにご家族のサポートをなさっている方に読んでいただけたら嬉しいです。
これを機にお繋がりができますことを願っています。