君達が合格できたのは、父親の経済力。そして、母親の狂気9
「うわあ!?誰、あたしのボール飛雄にあげたの!!」
「うわあ!?ごめん。いつの間に!?」
『ハイキュー』影山の乳児期の回想です。
♦子どもの教育にお金や時間を掛けるとしたら、どのタイミングがいいのでしょうか?
『教育から得られる利益-教育に支払う費用=子どもが将来得る事が出来る収益』
教育を経済活動として捉えると、将来に向けた「投資」として解釈する事が出来ます。
「投資」を考える時、誰もが「収益率」を考えます。
教育を「投資」という視点で見た場合も同様で、親が、子どもに対する教育に「投資」をする時には「収益率」を考慮する事は、当然の思考となります。
そして、教育を「投資」という視点で見た場合、親が出来る事は「収益率」を最大化する事にあります。
勿論、子どもに教育を受けさせる理由は、金銭的な動機に限られません。
しかし、その場合も、たとえば「学びを得る喜び」「知らない場所に行く興奮」等も「収益」に含めればいいのです。
☆1,000万円
★2,300万円
☆:幼稚園から大学まで、全て公立の場合の教育費
★:幼稚園から大学まで、全て私立の場合の教育費
日本政策金融公庫の調査では、子どものいる家庭は、年収の40%を教育費に使っているという結果が出ています。
♦何故、親は子どもの教育にお金を掛けるのか?
子どもに楽しい経験をさせてあげたい等の気持ちはあるものの、教育を受ける事により子どもの将来の収入が高くなるという期待が、親の本音ではないでしょうか?
「飛雄、今日は試合の日だから、あんまりボールには触れないよ?」
「いい。体育館すき。」
「へえ~どこが好き?」
「色とにおい。」
「わかる~。」
『ハイキュー』影山の幼少期の回想です。
子どもに掛ける教育費は、幼稚園<小学校<中学校<高校<大学と、上がっていきます。
学資保険等も、大学入学時に、一時金を受け取る形式が、一般的です。
しかし、これは、子どのへの教育を「投資」として考えた場合、年齢が上がるにつれて「収益率」は低下していきます。
♦最も「収益率」が高くなるのは、小学校に入学する前の「幼児教育」である
「人的資本投資の収益率」は、子どもの年齢が、小さいうち程、高いです。
就学前が最も高く、その後は、低下の一途を辿っていきます。
一般的に、最も多くの教育費が掛けられる高校や大学の頃になると「人的資本率の収益率」は、就学前と比較すると、半分以下となります。
♦「人的資本」への投資は、子どもが小さいうちに行う
教育を「投資」と捉え、その「収益率」を最大化するには、これが王道です。
「英会話」で例えると、わかりやすいでしょうか?
♦英語を話せる人を、頭の良い人だと思いますか?
答えは「NO」です。
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