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理想的に設定された組織とは、会議のない組織である


 「牙頭猛晴(がとうたけはる)くんだよね?」

 「不躾で悪いんだけど、君はどうして皆に嫌われてるんだ?」


 「ああ?んだテメェは?」

 「2-C、漆原伊月(うるしばらいつき)だ。」

 「んなこたぁ知ってんだよ。ガリ勉野郎!!いきなり何の用だっつー意味だ!!」


 「妙な噂を聞いたんだ。僕は、今ウチの学校の首席なんだけど、もし君が本気で試験を受けたら、僕でも適わないと皆が言ってる。」

 「だからなんだっつーんだ?まさか、紙ペラのテストで勝負しろって?」

 「いやいや、それは違うよ。それ一つもらってもいいか?」

 「マジで何の用なんだよ。テメーは!?」


 「気になったんだよ。皆が認める天才が、なんで皆に嫌われてるのか。」

 「んなモン、オレが知るか!教室でアンケートでも‥。」

 「他人が、怠け者に見えるか?将来とか言って、選択を先延ばしにして、何も積み上げていないって。」


 「‥なんで、そう思う?」

 「PCの画面が見えた。投資をやってるだろ?君は、今、この瞬間も、何かのために行動している。」


 「そりゃみんな嫌がるよ。自分がバカに思える。」


 『ジャンケットバンク』伊月と牙頭の、高校時代の回想です。





  ♦日本で働く会社員の労働時間の45%は、会議の時間

  ♦日本の会社で行われる会議の8割が、終了時間に終わらない



 私は「会議」「研修」という言葉が、大嫌いです。

 「会議」「研修」において、何かが変化した事や自らの知識となり、それがお金に変換されたという経験は、殆どありません。


 唯一の例外は、2019年に受講した「主任ケアマネ研修7日目」のスーパービジョンだけです。

 この研修をきっかけとし、現在において「スーパービジョン」は、私の仕事の1つとなっています。

 「会議」においては、その「会議」に参加した事により、区等、自治体の施策が変化した事は、1度もありません。



  ☆名刺交換に15分

  ★異様に参加者だけが多い

  ☆発言する人は、少数のみ

  ★発言する人の話が長く、中身がない

  ☆何も決まらない

  ★開始時間は厳守にも関わらず、終了時間はルーズ

  ☆5分で決まる話を、60分も話している


 日本の会社の会議の、問題点を挙げると、キリがありません。


 日本の会社・役所等で行われる会議は、迷路です。

 多くの人が、とりあえず出席し、目的が不明確で長時間に渡り、結論が出ないまま終わり、同じ議題で何度も行われる。

 情報共有のみで終わる会議が大半を占め、情報伝達なのか、議論なのか、アイデア出しなのか、主催者も参加者も、目的がわからないまま、とりあえず会議を開催している会社・役所が、殆どです。



  ♦会議への参加者は、意思決定権がある人のみで少数で行う


 私は、3人以上の人が集まる中で、仕事をしたくありません。

 その理由は、人が3人以上集まると「人間関係」が生じ、私自身の能力を発揮する場面が、減少してしまう為です。

 その為、3人以上でやらなければならない仕事の依頼は、極力断るようにしています。


 情報を伝えるだけの為に、会議をする必要はありません。

 その程度の事は、メール・チャット等を使い、サクッと終わらせましょう。




 「‥川の向こうに行きてぇと思ったら、やらなきゃなんねぇことは、山程ある。泳いでもいいし、船を造ってもいいし、橋をかけてもいいはずなのに、バカ共は、泣き言と文句ばかり抜かして、何もしない。」

 「ウンザリなんだ。望みが叶わない理由を、並べる奴らに。」

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