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娘のニセモノ

今朝、母の血液検査の結果が出た。急性期病院にいたときより、アルブミン値が少し上がっているそうだ。栄養を投与して10日ばかりだから、まあまあ良いニュースである。同時にパーキンソン病の投薬も再開することになった。というのも、有料のときに、貼り薬以外を母が拒否していて、そのまま現在に至っていたからだ。栄養だけでなく、パーキンソン病の方からもアプローチしようというのが主治医の考え方だ。

これで効果が出るか、さもなくば体の衰えが勝るのかは未知数。母の手の指はむくみ始めている。それから、母の気力がどこまで持つかということも問題だ。ホスピスに移ってから口数はかなり減った。気力は落ちているように見える。それに、先日は私のことを、娘のニセモノと思っていたよう。「あなたは○○(私の名前)のニセモノ。誰ですか?帰ってください」としきり。レビーの症状がまた出てきている。不安になると幻覚やニセモノが登場するのだ。敬語を使ってニセモノのふりをするのはなかなか面白かったけど、毎日だとキツイですよ!お母さん。


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